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アニメ音楽に特化した媒体「リスアニ!」と大阪のラジオ局・FM802のラジオ番組「802 Palette(ハチパレ)」による新たな音楽メディア「リスパレ!」が、今聴いてほしいアーティストを独自の視点で選出のうえプッシュするレコメンド企画「リスパレ!チョイス」。今回はソニー・ミュージックアーティスツ所属の声優アーティスト、陽高真白をピックアップ!
2022年に声優デビューし、2024年に人気アプリゲーム『学園アイドルマスター』のトップアイドル・十王星南役に抜擢されて一躍脚光を浴びた彼女。
INTERVIEW & TEXT BY 北野 創
大人気シリーズから受けた衝撃――声優の道を志した理由
――レコメンド企画「リスパレ!チョイス」への選出、おめでとうございます!
陽高真白 ありがとうございます!とっても光栄です!アーティスト活動を始めてまだ間もない私を選出してくださって、まず素直に「嬉しい!」という感情が溢れ出たのですが、活躍されているばかりのラインナップに私が並ばせていただくことに少し緊張もあって……とはいえ私はプレッシャー大好き人間なので(笑)、アーティストとしてしっかり活動を続けていく夢を叶えるために、たくさんの方々に私の活動をアピールできればと思います!
――いつも元気でポジティブな陽高さんですが、やはり緊張することもあるんですね。
陽高 本当はずっと自信満々でいたいんですけどね(笑)。皆さんの前に立つ時は「えいや!行きます!」となれるのですが、やっぱり緊張もあります。
――今回はそんな陽高さんのこれまでの歩みと人間性を深掘りしていければと思います。2022年1月にソニー・ミュージックアーティスツに所属、声優として活躍されていますが、それ以前はどんな子供でしたか?
陽高 幼少期はそれこそ音読の授業が好きで、中学生の頃は吹奏楽部に所属していたのですが、吹奏楽部はコンサートやみんなの前で演奏する機会が多くて、それがたまらなく好きだったんです。あとはアイドルごっことかプリンセスのマネごとみたいな遊びをよくしていて。とにかく小さい頃から表舞台に立つことが好きな子供でした。小学生の時、みんなの前で出し物をやる機会があって、私は先生に「マジックショーをやってみない?」と言われて、みんなの前でタネがバレバレのマジックをやって恥ずかしかった記憶があります(笑)。
――そのなかで声優という職業を意識したきっかけは?
陽高 いろんなきっかけが今に繋がっているのですが、よく覚えているのは、10歳くらいの頃、『ご注文はうさぎですか?』というアニメをたまたま観て、「えっ?この世にはこんなにかわいい声の人たちがいるの?」と思ったんです。もちろん、それ以前にも『プリキュア』とかは観ていたのですが、プリキュアはキャラクターというよりも実在の存在のように思っていたので、声優さんがいることを意識していなくて。でも『ごちうさ』を毎週観ていたら、エンドロールに声優さんの名前が出てくるので自然とキャストさんのお名前を憶えるようになって、他のアニメを観ている時に「あ、この声優さんは『ごちうさ』に出ていた人だ」ってわかるようになったんです。
――『ごちうさ』のキャラクターやキャストで特に注目していた方はいますか?
陽高 皆さん素敵ですが、やっぱり主人公のココアとそれを演じる佐倉綾音さんが輝いていらっしゃいました!私は小さい頃から、おめめが大きくてキラキラしている、かわいいキャラクターが大好きなんです。しかも佐倉さんはいろいろなキャラクターを演じていらっしゃる方なので、他のアニメを観ていて「えっ!?このキャラクターも佐倉さん?」と驚くことが多くて、すごすぎ!かっこよすぎ!と思いました。
――そこから具体的に声優のお仕事を目指したのは、いつ頃からでしょうか。
陽高 それは確実にきっかけがあります!私は『ラブライブ!』シリーズが大好きで、『ラブライブ!』との出会いがなければ声優を目指していなかったと言えるほど影響を受けた作品なんです。女性が主人公だと感情移入しやすいので、それこそ自分はすごく強いスクールアイドルだと思って生きていた時期があって(笑)。
――(笑)。ちなみにそれはいつ頃ですか?
陽高 いつだったかな?でも中学生です。私がオタクになったのは中学生からなので。それで『ラブライブ!サンシャイン!!』をリアルタイムで視聴していたのですが、最初は作品だけを観ていて、声優さんがどういう活動をしているのか知らなかったんです。でもある朝、テレビで声優さんがアニメのシーンを完全に再現しているライブの映像が紹介されているのを観て、ものすごい衝撃を受けました。「この人たちはアイドルではなくて、声をあてている人がライブをやっているの?」と驚いてしまって。
――ちなみに「自分はスクールアイドルだ!」と自認していたのは、その衝撃を受けた時よりも前のことでしょうか。
陽高 はい、先でした。『ラブライブ!』のμ’sを観た時に「私はスクールアイドルで頂点を獲るぞ!」と思ったので(笑)。でも、その後に本物がいることを知ってしまったんですよね。心も体もキャラクターになり切って完全再現する姿を見て、「うわっ!かっこいい!」と思いました。
――陽高さんはいろんな場所で、Aqoursの高海千歌役を務める声優・伊波杏樹さんが憧れの存在とお話していますよね。
陽高 そうなんです!本当に大好きなのですが、その想いを伝えすぎて引かれてないかな?というのが最近の不安です(笑)。きっと「陽高、杏樹さんのこと好きすぎだろ!」って皆さんに思われているんじゃないかなって。
――アハハ(笑)。伊波さんとは今は同じ事務所の先輩・後輩の間柄ですが、ご本人にも想いを伝えましたか?
陽高 はい!最初の頃は緊張て隠していたのですが、思い切ってお伝えしたら、「もっと早く言ってよ!」と言われました(笑)。その時もずっとかっこよかったです。
――他にもアニメやキャラクターコンテンツで好きな作品、影響を受けた作品はありますか?
陽高 いろいろありますが『STEINS;GATE』は本当に大好きな作品です。アニメや物語としても面白いですし、岡部倫太郎役の宮野真守さんがすごく振り切った演技をされていて、それがすごくかっこいいんですよね。「声だけ聞いても面白いって、それはもう声優の完全体じゃん!」と思って。役者としての学びも得られましたし、私は作品に影響を受けやすいタイプなので、アニメを観ていた当時は「自分も時間遡行しているのでは?」と思ったりしていました(笑)。
――スクールアイドルになったり時間遡行したり大変ですね(笑)。
陽高 もう成り切りが大好きでした!ヒーローも悪役も全力でやっていたので。私は小さい頃から身長が高かったので、悪役を全うして、みんなを追いかけまわしていました(笑)。おままごとを一緒にやってくれる友達がいて、その子とのおままごとはおままごとレベルではなかったです。ガチおままごと。単純に「あなたはお母さん役」とかではなく、「年齢は○歳で、こういう性格で……」みたいな感じでキャラ設定を決めるところから始めていたので、演出家の一面もありました(笑)。子供の頃からずっと妄想しながら生きていましたね。授業中とかも……本当は良くないですけどね!
ボーカロイドやK-POP、『学マス』の経験が育んだ自身の音楽観
ボーカロイドやK-POP、『学マス』の経験が育んだ自身の音楽観
――音楽遍歴についてもお聞きしたくて。特技にピアノやチューバとありますが、子供の頃はどんな風に音楽に触れていたのでしょうか。
陽高 小さい時はディズニー作品やディズニープリンセスの曲をよく聴いていたので、女性ボーカルの穏やかな曲が好きでした。でも、人生の中で一番よく聴いていたのはボカロ曲です。私が小学6年生の時、『カゲロウプロジェクト』がすごく流行っていて「千本桜」(黒うさP)がCMで流れていた時代で、いろんなボカロPさんが新曲をハイペースで投稿していたので、そんな時代にボカロにハマらないなんて無理です!全部神曲でしたし、オタク気質の私がボカロにハマるのは確定していた未来でした(笑)。
――ボカロにハマるきっかけになった楽曲は?
陽高 初めて聴いたボカロ曲は、友達に薦められて聴いた「深海少女」(ゆうゆ)でした。
――そういえば先日の春咲暖さんとのツーマンライブ「Luminous 2026」でn-bunaさんの「夜明けと蛍」をカバーしていましたし、ボカロが音楽のルーツにあるんですね。最近はどんな音楽をよく聴きますか?
陽高 今はK-POPにドハマりしています。何より日本語ではない響きがかっこいいし面白いなと思って。オタクの自分に刺さったポイントで言うと、K-POPアイドルはグループごとにコンセプトがあって、それぞれに世界観があるんです。それに則って音楽の方向性を固めていくところが、ある意味、役者っぽいなと思って。そのコンセプトのキャラクターを演じるみたいな感じが面白いなと思います。それとボカロと一緒で「え?ここにこんな歌を入れるの?」とか「この曲構成、面白い!」みたいな意外性があって繰り返し聴きたくなる曲が多いので、そこがK-POPにハマったポイントです。でも、一番は皆さんすごくお綺麗というところかも(笑)。
――K-POPの中で特に好きなグループはいますか?
陽高 女性グループのIVEが特に好きです。すごく上品で自信に満ち溢れていて、見ていて気持ちいいくらい綺麗で歌が上手くて。そこまで突き抜けているとスカッとするんですよね。なのですごく応援のし甲斐があります。
――いろんな音楽から刺激を受けているんですね。
陽高 はい。最近は洋楽もランダム再生でいろいろチェックしていますし、日本の女性アイドルも聴いていて。特に=LOVEはまず楽曲が好きですし、代々木アニメーション学院出身のアイドルだからこそ、女の子の一番かわいいところの声が出ているなと思います。聴くと耳が喜びます(笑)。女の子が好きな女の子の曲ってこんなにも振り切っていいんだ、と思って自信にもなります。
――今は女の子に人気の女性アイドルも多いですものね。陽高さんの表現にもゆくゆくは盛り込まれるかもしれない。
陽高 アハハ。もしかしたらバチバチに「かわいい!」みたいな曲が出るかもしれないです。いろんなジャンルが好きなので、振り切った曲もやってみたいですね。
――特技のチューバは吹奏楽部で担当していたからだと思いますが、ピアノの経験は?
陽高 何歳頃から始めたのかは覚えていないのですが、小さい頃にピアノ教室に通っていました。おうちにピアノがあって、すごく難しい曲とかは弾けないんですけど、いろんな曲を耳で聞きながら、左手でコード、右手でメロディーを弾くのを即興でできるタイプです。なのでたまにおうちでピアノを弾きながら歌うこともあります。
――音感は優れているんですね。アーティスト活動への憧れはいつ頃からお持ちだったのでしょうか。
陽高 「アーティスト活動」を具体的に意識し始めたのは今の事務所に所属してからだったと思います。学生時代は、自分にしかできない表現を伝えるためにはどんな手段があるのかを考えていて……いや、そういえば私、専門学校を卒業する時には「声優アーティスト」になりたいと思ってSMAに入りました!自分のやりたいことは決まっていたけど、それが何なのかわからなかったものが、講師の先生に相談したりする中で明確になっていって、それが「声優アーティスト」でした。SMAはアーティストさんも輩出している事務所ですし、憧れの伊波杏樹さんもいらっしゃいますし!
――成り切るのが好きで、ステージに立つのが好き。その両方を叶えることができるのが「声優アーティスト」という形だったと。
陽高 その通りです!私、欲張りなんです(笑)。声優もやりつつアーティストもやるなんて本当に欲張り。でも小さい頃の私に見せてあげたい!今の私、楽しいよ、やりたいことができてるよ、って。
――歌やダンスの経験は?
陽高 専門学校で歌やダンスの授業があった程度で、しっかり習い事として習ったことはなかったのですが、ダンスはニコニコ動画の「踊ってみた」をマネしたりしていました。最近はいろんなアイドルさんやダンサーさんの見せ方を研究して、いいなと思ったところを吸収して自分好みの踊り方を研究している途中です。今は役者としてもアーティストとしてもしっかり活動していくためにボイストレーニングに通っているので、皆さんから「上手くなったね」という言葉を自然と引き出していけるようになりたいです。
――いや、普通に上手いと思いますけどね。
陽高 えー、嬉しい!でもまだまだです。「この先どうなっちゃうんだ!?」っていうくらい頑張ります!
――自分が初めて陽高さんの歌声に触れたのは、『学園アイドルマスター』の十王星南役としてのキャラクターソングだったのですが、世界観を描き出すような表現力が素晴らしくて。キャラソンの経験が今のスキルに繋がっている感覚はありますか?
陽高 ありがとうございます!確実に引き出しが増えていると思います。それこそ『学マス』では、自分ひとりが歌う曲だけではなく、イベント曲などでは他の声優さんが歌ったものも聴けるので、自分では気づけなかった歌のアプローチを知ることができるんです。「それって誰かの真似事になってないかな?」と一瞬思うのですが、結局、自分のフィルターを通して歌うので、自信をもって「これは自分の歌だ!」と言えるものになります。
――なるほど。他にアーティスト活動で影響を受けたもの、参考にしているものはありますか?
陽高 ありますけど、ちょっと言うのが恥ずかしい!(笑)。だって「ああ、確かに陽高はこれ好きだろうな」ってみんなに知られるのが恥ずかしくて。だから秘密にしておきたいんですけど……例えば、コンセプトに影響を受けたり、自分のマインドに似ているものに吸い寄せられるところはあると思います。それと私、椎名林檎さんが昔からずっと好きなんです。
――そういえば「Luminous 2026」でも東京事変の「女の子は誰でも」をカバーしていましたよね。
陽高 そうなんです。「女の子は誰でも」は、私が初めて陽高真白として表舞台に立ったときに歌わせてもらった曲で、それを改めて「Luminous 2026」で歌わせていただきました。それくらい椎名林檎さんが好きで、歌の上手さだけでなく、ステージの演出や自分の見せ方をすごくわかってらっしゃるところがかっこいいんですよね。私は元気に弾ける人間なので(笑)、そういう大人な魅せ方には憧れます。とはいえ「この人が唯一のロールモデルです!」という人はいないので、自分が感じるいろんな「いいな」を集めて束にして、自分らしさを作り上げていきたいです!
ありのままの自分でポジティブに突き進む!アーティストとしての信念
ありのままの自分でポジティブに突き進む!アーティストとしての信念
――今年2月、1stシングル「Area」でアーティストデビューした陽高さん。今のところ、同シングルに収録の3曲と、先日のライブ「Luminous 2026」で披露した新曲「Grow up」がオリジナル曲としてあります。各楽曲について、陽高さんのどんな一面を象徴する楽曲になっているか教えてください。
陽高 全部違う魅力を持った楽曲なのですが、共通して言えるのは、紛れもなく私自身のことを歌っているということです。1stシングルの表題曲「Area」は、「輝き続ける私を見つけて!」という思いと、どんな自分も認めて私と共に進もうという強いメッセージを込めた“覚悟の曲”です。直接手を引っ張るというよりも、後ろ姿を見せて引っ張るタイプのかっこいい曲で、この曲を通して聴いてくださる皆さんの心の強さを増すことができればいいなと思っています。
――この曲に込められている“覚悟”はどんなものですか?
陽高 歌詞には生き様みたいなものが含まれていて、例えば歌い出しの“感情に左右されるのも私”や“不完全な私 I am proud to be messy 期待しててよ”という、自分の思っていることをさらけ出すことで、自分自身の背中を押すと同時に、弱さを持ったうえでも輝き続けられることを皆さんに見てもらえる曲になっているんです。やっぱり私はみんなに「かっこいい」と思って欲しくて(笑)。その期待に応えるために、自分で自分にプレッシャーを与えていくし、自分がかっこいいと思ったものは何でも吸収していきたい。陽高真白を追っていると楽しいと思えるように努力していくから、私についてきてっていう。そんな覚悟を持った曲です。
――そういった自分自身の思いをお伝えしたうえで楽曲を制作してもらったのでしょうか。
陽高 はい。自分が歌いたい楽曲のイメージをお伝えして。“白く輝く 私を見つけて”というフレーズもそうですし、この曲は私自身のアーティスト活動の始まりの曲になるので、私の気持ちをすごく汲んでいただきました。
――やっぱり“白”は大切なんですね。お名前にも入っていますし。
陽高 白、大好きです!お洋服も白いものを着ることが多くて、事務所で白くてデカい人が歩いていたら大体私です(笑)。今日の服も真っ白なので、皆さんも心の眼で見てください!
――アハハ(笑)。「Area」はボーカルも大人っぽさと力強さが同居していてかっこいいですよね。
陽高 声が太めなアプローチで歌いました。「Area」という世界の主人公になりきって、「私が一番かっこいいでしょ?」と思いながら、その時に自分が思った感性で歌っています。
――続いての「RI RI RI」は、電話のコール音をあしらったハピネスなダンスポップ。陽高さんのどんな一面が出ていますか?
陽高 私の人生の日常を切り取ったような楽曲です。何気ないことの中にもいろんな幸せがあるし、それに気づける私たちってなんて幸せなんだろう!という気持ちで歌いました。私自身、些細な幸せを見つけるのが大得意なんです。最近だと、タンブラーにコーヒーを閉められないほど並々と入れてもらって「あ、20円分ぐらい得したな」って思ったり(笑)。おにぎりの袋がめっちゃうまく開けられたとか、そういう細かなことにも幸せを感じるんです。本当に毎日が楽しい!
――素敵ですね。そういった陽高さんのハッピーなマインドが、この楽曲には詰まっていると。
陽高 はい、詰まってます!歌う時も多幸感を前面に出しました。「Area」がすごく食い入るように見る曲なら、「RI RI RI」はふーっと一息つけるような曲。肩の力を抜いて、サビでは強めの裏声を使ったりして、完全にアプローチを変えています。
――電話のコール音やキャッチーなギミックが満載で、その意味ではちょっとk-POPっぽいところもありますよね、この楽曲。
陽高 確かに!K-POPってバシバシに強い曲ばかりじゃなくて、こういうポップな曲もありますものね。「RI RI RI」は、私がアーティストデビューを発表する前、去年の夏に行ったイベント(“陽高真白 presents「☆夏の大暴走まつり☆ ~ハジける準備はできてるか~」”)で初披露させていただいた曲なのですが、いくつかあった候補の曲の中からマネージャーさんと満場一致で選んだ曲なんです。歌詞の内容もロングトーンがあるのも好みでしたし、プルルルって鳴る電話の音もすごくかわいくて、すごく良い掴みになるだろうなと思って選びました。
――ちなみに陽高さんは電話好きですか?
陽高 どうだろう?でも文字で伝えるより好きかもです。私のテンションって文字では入りきらなくて。いちいちびっくりマークを5個とかつけるのも疲れちゃうじゃないですか(笑)。そもそもおしゃべりが大好きですし、気心の知れた友達と予定を決める時は、「今時間ある?電話していい?」って伝えて決めることが多いです。
――シングルのもう1曲「ini mini」はファニーな雰囲気のエレクトロポップ。明るくて張りのあるボーカルを含め、シングルの中では一番等身大の陽高さんに近いイメージがあります。
陽高 ありがとうございます!私のお祭りの部分、パーティーやテーマパークの部分を前面に出した曲です。私が歌わなくても楽しさが溢れていることはきっと伝わると思うのですが、そこに私が加わったら「もっともっと楽しいじゃん!」と思って(笑)。私のイメージに合っていると思いますし、しっかり歌詞を聴くとちょっと沁みるようなフレーズも入っていたりして、何回聴いても美味しい曲だと思います。ライブ映えもしますし、皆さん“イニミニマニモー”のところでコール&レスポンスをしてくださって、歌っていてめちゃめちゃ楽しかったです。
――陽高さんはパーティー好きなんですか?
陽高 パーティー人間です!そういう人のことを“パリピ”って言うんですよね?私、楽しくなると体が動いてしまって、外でも我慢しきれないんですよ。楽し過ぎて。だからパリピだと思います!
――マジで毎日楽しそうですね(笑)。そしてもう1曲、まだ音源化はされていませんが「Grow up」についても教えてください。
陽高 イメージとしては“そっと寄り添う”ではなく“寄り添う強さ”がある曲だと思っています。「Grow up」にはスラングで「垢抜ける・見違えるほどに変身する」という意味があって、「Area」が陽高真白のアニメ第1期だとしたら、第2期が「Grow up」。生きている限り絶対成長し続けたい人間なので、私がどんどん魅力的になっていく姿、そして聴いている皆さんも「一度きりの人生なら輝いちゃおうよ」と思ってもらえるような曲です。強い力で全員を巻き込んでいくようなイメージですね。
――陽高さんの向上心を象徴する曲でもあると。
陽高 だと思います。プラスして“Grow up”“Level up”という歌詞を繰り返す印象的なパートがあるのですが、もし「なんだか今日はダメだな」と思う時があったとしても、この曲を思い出していただければ「自分にはこのマインドがあるから大丈夫だ」と思ってもらえるんじゃないかと思っていて。1stシングルの3曲では自分自身のことを皆さんにお見せしたので、次は皆さんに伝えたいことにもフォーカスしつつ、自分らしさをブレずに表現しました。音源化したらぜひ聴いていただきたいです。
――楽しみにしています!陽高さんはご自身のアーティスト活動を通して、ファンの皆さんにどんなことを伝えていきたいですか?
陽高 ファンの皆さんは、私がこだわったことや意図したことをすごく汲み取ってくださるんです。それは表現者として一番の褒め言葉ですし、本当に皆さんが支えになっているので、まずは感謝の気持ちをお伝えしたいです。それと表現するうえで大切にしているのは、「嘘をつかない」「素直でいる」、そして「中途半端にしない」「逃げない」ということです。やるならやりきる。ライブのステージで自分がいいなと思っていたものを本番で100%出すことができなくて後悔したことがあって。なので全力で出し切る、というのは常に思っています。
――毎日が楽しくて、常に全力。エネルギーに満ち溢れた人生ですよね。
陽高 はい(笑)。私、体力があってよかったです。体はついてきているので、どこまでも大丈夫です!
――常に全力でいられる活力の源は何だと思いますか?
陽高 やっぱり心が潤っていることが大事だと思います。どんなに体力が残っていても、心が疲れていると動けなくなってしまうので。だから意識的に自分を「楽しんでいる状態」にしてあげています。楽しんでいる自分が好きなので、その“好きな自分”に私がさせてあげている、みたいなイメージです。
――そういえばプロフィールの特技の欄に「自分のご機嫌取り」を挙げていましたね。その秘訣を教えてもらえますか?
陽高 私は「やりたい!」と思ったら行動するタイプですけど、そんな私でも「ちょっとめんどくさいな」とか「今日寒いから外出たくないな」と思うことがあって。でも、自分の「楽しそう」という気持ちに素直に従って一歩外に出てみると、幸せな気持ちになれるんですよ。そういう経験を積み重ねていけば、「あの時楽しかったから、今日も外出たら楽しいの確定じゃん!」となって幸せな成功体験が増えていく。楽しいことばかりになるので、まずは最初の一歩を踏み出して一度味わってみることが大事だと思います。
――陽高さんはすごくポジティブな性格ですよね。初冠番組のタイトルも『陽高真白はぽじてぃぶ☆ぷりんせす』ですし。そのポジティブマインドは生まれ持ったものなんですか?
陽高 どうなんでしょう?でも小さい頃からネアカではありました。でも、自分のポジティブさが年々増しているので、最近は逆に怖いです(笑)。「私どうなっちゃうんだろう?」と思って。
――どこまでポジティブになってしまうんだ、と(笑)。
陽高 そうなんですよ。でもそんな自分が好きです!
――ちなみにアーティストとしての自分の強みはどこにあると考えていますか?
陽高 「ド派手」なところです!自分を見せることに遠慮を知らないので、常にエンジンは振り切っています。アクセルベタ踏み。何百キロも出てる車を見るような、そんな感覚で楽しんでもらえたらと思います(笑)。
――8月30日には初ワンマンライブ“陽高真白1st LIVE「and future」”も開催されます。
陽高 これまでの自分のルーツから、これからの未来を感じてもらえるようなライブにしたくて、「and future」というタイトルを付けました。私自身の自己紹介的な意味も込めていて、カバー曲も交えながらこれまで自分が辿ってきた音楽の道を表現しつつ、アーティスト・陽高真白はどんなものなのかを皆さんにお見せできればと思います。「今日はいい日だったな」とか「楽しかった」を超えて、記憶に焼き付いて離れない、忘れられない日にしたいです!
――アーティストとしての近い将来の目標と、未来に叶えたい大きな夢を教えてください。
陽高 近い将来の目標は、完全に自分で歌詞を書いてみることです。自分の内から出る純度100%のものを皆さんにお見せしたい。自分の感情の「なんでなの?」という深いところまで考えられるようになりたいです。
大きな夢は、もちろん全国ツアーやドームのように大きな会場でライブをしたい気持ちもありますが、私は表現者として、自分にしかできないことをするのが楽しいからアーティストになったので、結局は「たくさんの人に愛される存在になって、長く活動を続けていくこと」が夢です。みんながいないと意味がないんです。なので国境も言語も超えて、「言葉が伝わらなくてもすごい!」と思ってもらえる存在になりたいです!
――そのポジティブさでどこまでも突き進んでいってください。本日はありがとうございました!
陽高 ありがとうございました!!!!!
●陽高真白 Profile
2002年2月5日生まれ
2022年6月アプリゲーム「舞歌ファンタジア」フラン・エメラルド役として声優デビュー。
翌年よりゲーム「モンスターストライク」、「制服カノジョ」に続けて出演し、舞台では「アサルトリリィ・イルマ女子美術高校編」シリーズ、「アサルトリリィ・新章」シリーズに出演。
2024年「学園アイドルマスター」十王星南役に抜擢。長身を生かし、圧倒的説得力のあるステージパフォーマンスを披露している。
2025年TVアニメ「一瞬で治療していたのに役立たずと追放された天才治癒師、闇ヒーラーとして楽しく生きる」リンガ役としてTVアニメ初レギュラーを獲得。
2026年2月5日に1stシングル「Area」でアーティストデビュー。
クールな表情とは裏腹に、ポジティブで明るく自他ともに認める”陽キャ”なギャップが魅力。
●「リスパレ!」とは
アニメ音楽メディアである「リスアニ!」と、大阪のラジオ局・FM802で、カラフルな音楽との出会いを描く番組「802 Palette」がタッグを組んだ音楽メディア。
アニメ・ゲームカルチャー・ネットミュージック、そしてその枠を越えた様々なアーティストの魅力を発信します。
●関連リンク
陽高真白
公式サイト
https://www.sma.co.jp/s/sma/artist/642?ima=0000&link=ROBO004#/news/0
公式X
https://x.com/hitaka_mashiro
YouTubeチャンネル
リスアニ! × 802 Palette「リスパレ!」
公式サイト
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