上松範康×RUCCA×Elements Gardenが贈る、新世代メディアミックスプロジェクト『テクノロイド』。上松といえば、大人気コンテンツ『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズや『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズ、最近では『ヴィジュアルプリズン』の生みの親でもある気鋭のクリエイター。
そしてKAT-TUNや嵐、King&Princeの楽曲をはじめ、下野 紘や蒼井翔太らの曲の作詞でも知られるRUCCA、さらに上松率いるElements Gardenとでタッグを組んで生み出した新たなコンテンツは、切なくも美しい、アンドロイドたちの物語を描くものに。

近未来サウンドともいえる楽曲にアンドロイドたちの歌が重なり、心惹かれるユーザー続出中の『テクノロイド』はいよいよテレビ東京ほかにて2023年1月よりTVアニメ『テクノロイド オーバーマインド』がスタートする。第7回目は、TVアニメの監督を務めるイムガヒへ、本作へのこだわり、放送への想いについて話を聞いた。

INTERVIEW & TEXT BY えびさわなち

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日本でアニメの制作をしようと決意をし、初監督作品『テクノロイド オーバーマインド」と出会うまで
――イムガヒ監督がアニメ制作に興味を持たれたきっかけを教えてください。

イムガヒ 小さい頃からアニメが好きでよく観ていたんですが、親から「大学生になってもずっとアニメを観ているね」と、アニメばかり観ていることを心配されていたんです。当時、韓国ではアニメの仕事で生計を立てることは難しいという経緯もあって、アニメは好きではあるけれど趣味に留めて、仕事としてはデザイン系のことをやろうと進学をしました。
そんな大学時代にワーキングホリデーで日本に来たときに、自分のツールとしてデザインや映像の技術があったので、アニメの仕事に携わらせてもらう機会があったんです。観ているだけだったアニメに実際に関わってみたら、作ることがとても面白くて……自分が手がけたものが毎週放送されるということが、すごい経験だったんです。これを一度でも味わってしまったなら元の生活には戻れないと思い、そのあともデザイン系で学ぶことを選択していたのですが、大学卒業後は正式に日本に来て、アニメ業界に入ろうと決意しました。それが今に続いています。

――アニメ制作の魅力はどんなところにあると思われますか?

イム 観ている人の心を動かすことだと思います。

――手がけられる作品に対して、ご自身がこだわっていることを教えてください。


イム アニメ制作の現場に入って驚いたのは、アニメを作る工程が細かに分業されているということでした。話を作る人、絵を描く人、ディレクションをする人、色を作る人、塗る人、音を入れる人、声を当てる人。すべてが分業なんですね。その1つ1つを何十人もの人がやる。1本のアニメに何百人という人が関わって、1つのストーリーを描くというのはすごいことだと思うんです。でも、その分業作業であることを“ばれないようにしよう”という意識があります、アニメが「アニメである」とばれたくない。
色んな人がこの作品を作っているんだよ、とばれないように、1人のキャラクターがその世界に生きていて、声を当てる人がいたり絵を描く人がいると意識されないように、そのキャラクターの物語として完結するように見せたいと思っているんです。私自身も小さい頃から、好きなキャラクターが実際に生きていると思っていたし、いつか会えるかもしれないという夢を抱いていましたから。推しってそういうものじゃないですか。本当にいると思って全力で応援するわけですから、1人のキャラクターとして実際に存在しているような描き方をしたいと思い、なるべくアニメのフィクションがばれないようにしたい、というのがこだわりです。

――2023年1月からは初監督作品であるTVアニメ『テクノロイド オーバーマインド」がスタートします。まずは『テクノロイド』との出会いを教えてください。


イム 作品のスーパーバイザーである吉村 愛さんが同じサンライズ(現バンダイナムコフィルムワークス)出身の方で知り合いなのですが、その吉村さんから声をかけていただきました。『テクノロイド』の立ち上げの際に、田中(宏幸)プロデューサーの「女性目線の意見が欲しい」という要望から吉村さんがスーパーバイザーとして入られたんです。吉村さんは元々女性向け作品も手がけられていますし、最初の骨組作りなどをされていたそうなのですが、アニメの話になったときに、吉村さんから「スケジュール的に私は無理だけど、後輩で良い人がいる」と声をかけてくださいました。

――その『テクノロイド』に対しては、どんな印象がありますか?

イム 最初は、今の自分には無理だろうと思っていました。プロジェクトとして規模感が大きすぎるというか。吉村さんへ「ジャンルとしてはどんな作品になるんですか?」と尋ねたら「SFかな?」と言われて。
いきなりSF作品で、しかも「アニメオリジナル」での監督なんて無理だ!と……(笑)。基本的には音楽ジャンルだけど、舞台はSFで……と吉村さんの説明もどんどん長くなっていって、これは複雑な作品だなとも思いましたし、初監督作品でオリジナルストーリーというのもプレッシャーがありました。最初に関わったアニメもオリジナル作品だったので、だからこそ大変さがわかっている。制作進行や設定制作をしていたときにも、設定もシナリオもとても大変そうだったのを横で見ていたので、いきなり先輩方がやっていたことができるだろうかとも思い、お返事には少し時間をいただきました。ありがたい話だけれど、下手に「やります」と答えられるものでもないなと思って。そのときに「見てほしい」と資料を渡されて、LAMさんのキャラクター原案やストーリー素案などを見せていただいたんです。
たしかに未来を舞台にしていることでSFの要素はあるけれど、中身は人間ドラマであるというところに惹かれて。ただの音楽ものではなく、基本的なメインのストーリーはシリアスめで、主人公たちの成長を描きつつ、最終的にシリアスな物語をやりたいというところに新しさも感じました。成長物語や人間のドラマを描くことが好きなので、これなら自分にできることがあるかもと思ったんです。吉村さんにはご迷惑をかけると思いますが、もしも一緒にやってくださるならやってみたいです、と返答をさせていただいて、監督を務めさせてもらうことになりました。

――そこからゲームがリリースされ、楽曲もたくさん生まれ、キャラクターのパーソナリティもくっきりと出てきた今、どのような印象がありますか?

イム 作品とコンテンツとしては、ファンの皆さんと一緒に育ててきて、世の中に向けて届けていていく印象が強いです。テクノロイドのファンの皆さんはすごく優しいんですよね。それはきっと作品性との繋がりもあるのかなぁ、と勝手に思っています。個人的には我が子のようにかわいらしい作品ですし、「もっとうちの子を見てください!」という気持ちなんです。うちの子、かわいいでしょ!と周りにも営業しています。たくさんの人に見てもらいたいですし、ストーリーやキャラクターを推してくださる方の熱量を強く感じているので、「皆さんをがっかりさせないようにアニメをしっかり届けないとな」と緊張し始めています。

音楽が中心にあるアニメで大切なのは、物語と楽曲の“繋がり”
――音楽が中心にある作品としては、これまでにも『アイカツ!』にも関わられていますが、そういったコンテンツの制作で特筆すべき表現手法はありますか?

イム やはりシナリオとリンクさせることは意識しています。こういう状況でこういう感情のラインがあるから、それらを繋ぐとこのシーンにはこういう音楽が在る、というようなところですね。例えば音楽を作り始めた人の作る楽曲と、それに慣れてきたときの曲の難易度の違いなどを作曲家さんにはお願いする、というような、ストーリーと楽曲がリンクしていくように発注をしていますし、本作についても、ストーリーの流れを大事にしながら音楽を担当してくださっているElements Gardenの菊田大介さんに無理なお願いもしてしまっていると思います。「このキャラはこういう気持ちなので、セリフにもあるこのワードのイメージを入れてほしいです」とか、話数ごとにそのための曲を贅沢に制作してもらっています。せっかくアニメで使う曲を新たに作ってもらうからには、そういったリンクがあって物語にシンクロする楽曲を使いたいな、と。

――楽曲の制作にあたって菊田さんとはお話を密にされているのでしょうか。

イム 打ち合わせをたくさんしていますし、菊田さんとRUCCAさんとは時々仕事帰りにご飯にも行っています。そういうときもだいたい仕事の話をしてしまうんですよね(笑)。「この前お願いしたあの曲なんですけど」って。仕事の話ではありますが、楽しく話しているのでこのチームは本当に良いチームだなと思っています。

――先ほど監督が「うちの子を見て」とお話をされていましたが、その言葉はRUCCAさんもよくおっしゃいますよね。

イム あははは(笑)。みんな、『テクノロイド』がかわいくて仕方がないんですよ。RUCCAさんはTwitterでも『テクノロイド』が大好きなことが伝わってきますし、みんな同じ気持ちでいられることが嬉しいです。

――ただ、ゲームが原作のアニメにおいては、ゲームをやっていない視聴者も少なくはないですよね。そういった視聴者へ向けて意識されることはありますか?

イム 最初から「ゲームをやっていないと理解することが難しいアニメ」とは思っていなくて。アニメからでもゲームからでも入れると思うんです。今回、アニメの物語とゲームの物語とでは10年という時間の差があるので、どちらも楽しんでもらえると思っています。原作がある場合、原作を知らないとわからない作品も時折あるかとは思うのですが、今回は良い感じで分離されていて。アニメを観てからゲームをやりたいと思っていただけるだろうし、ゲームをやってからアニメを観ると「これってあのときのこと!?」といった回収や伏線の起点を見られるような、そんな作りにしています。色々な目線でそれぞれの楽しみ方ができる作品になっています。

――そんな『テクノロイド』はテクノミュージックが根本にありますが、テクノミュージックに対してはどんな印象がありますか?

イム テクノミュージックはクラブで夜遊んでいる人たちが楽しむ音楽、という印象が強かったのですが、今回の企画段階でラフ曲をいただいて聴いたときに、すごくかっこいいなと思いました。Elements Gardenのテクノミュージックはお洒落だな、と感じていますし、昔聴いていた曲のような時代感ではなく、今まで聴いたことのない味のある新しいテクノサウンドだなという感覚があって。これは人気が出るんじゃないか、と最初のラフを聴いた時点から思っていました。ただ、ゲームとはまた違ったサウンド感をアニメでは出したいと思っています。ゲームの世界の10年前の話ですし、彼らを取り巻く環境も10年前のものですから。そこは調整をしています。

KNoCCが追いかけるのは真の王者・STAND-ALONEの背中
――ゲームはもちろん、アニメにも登場するKNoCCとSTAND-ALONEについてもお話をお伺いしたいです。まずはKNoCCの印象をお聞かせください。

イム キャラクター原案のLAMさんのラフを見せていただいたときには、個性的なユニットだなと思いましたし、なんだったらユニットと呼んでいいのかしらと思うくらい個性溢れるメンバーだったので、この子たちをまとめるモチーフをどうしようかとみんなで悩みました。当時、個性がちゃんと立っているからこそKNoCCだ、というふうに見えるようにしていきましょう、とかなり難しいことを言っていた気がします。でも、本当にその言葉通りに育ってきました。役者も決まり、アニメを作って、生きて動いているのを見ると、1人1人がまるで違う個性がありながらも4人で集まることでKNoCCとして成立していることが面白いですよね。描くときに気を付けているのは、ユニットのリーダー的な存在としてカイトやコバルトを決めてはいますが、アニメではそれを感じないように描くこと。KNoCCはKNoCCとして描いて、コバルトとほかの3人というふうに見えないように描いています。

――ゲームの中では圧倒的な実力者でもあるSTAND-ALONEはいかがですか?

イム STAND-ALONEは、オーディションのときも圧倒的な実力者である、という部分を意識して歌や演技、声のイメージを見て決めましたが、最初から「この人たちには勝てないな」というイメージが湧きました(笑)。ライト役の萩谷慧悟さんは少し違う経歴でいらっしゃっていますが、芸歴で見てもKNoCCより圧倒的に上ですし、慣れた感じや収録現場での振る舞いや楽曲の収録でもオーラがある。アニメを作ってみても、この3人には言葉もいらないくらいの結束力があるんです。むしろ新人の頃を想像できないくらいの王者感というか。しかも頑張っている王者なんです。カイト(CV:古川 慎)もストイックな部分もあり、誇りを持って活動をしているので、これは愛されて当然な王者だなと思いながらやっています。

――キャストの話が出ましたので、KNoCCのキャストについても伺います。彼らのオーディションはいかがでしたか?

イム オーディションですが、皆さん慣れていない感じがあって、この人たちはこれから始まっていくんだ、と感じましたし、声優としても原石を見ているような感覚でした。田中プロデューサーと、なるべくここからの伸びしろがあって、作品と一緒に育ってくれるような人を見つけたい、と話をしながらオーディションに臨みましたね。4人でいるときのバランスも考えていたので、「この人のコバルトなら、あの人がケイのほうがいいな」とか、「この2人ならクロムの声はこういう人がいいな」とか、4人を一緒に見る感じで決めながら見ましたし、とても楽しかったです。このKNoCCが数年後にはSTAND-ALONEみたいになるのかなぁ、と思いながら見ています。

――座長であるコバルト役の浦 和希さんはいかがでしたか?

イム 実は、わざとかな?と思うくらいオーディションでテンパっていて。最初に自己紹介をお願いしたところ「僕は陽気で明るい人間です!」って叫んだんです。そこまでしてコバルトを獲りたいか!とツッコみたくなるくらいに爽快でした(笑)。慌ててしまってペンを落としたり、本当に文字通りのテンパり具合で。狙っているわけじゃなく素であると気づいてからは、「かわいらしい人だな」と感じましたし、コバルトにぴったりだなと思っていました。

――アフレコでの皆さんの様子で印象に残っていることはありますか?

イム ネオン役のkaytoさんは『テクノロイド』が初めての声優としての出演ということもあり、昨今はコロナもあってKNoCCの4人でしか収録ができず、ほかの先輩方のお芝居を見て吸収する機会がないので、大変そうだなと思っていました。養成所では学べないものが現場にはありますから。でも、戸惑っているときにも浦くんや峯田大夢くん、渋谷 慧くんがフォローしていましたし、その姿は微笑ましかったですね。

ファンにとって、『テクノロイド』がいつでも帰れる場所であるように
――そんな『テクノロイド』の物語をアニメにする際に最も心を砕いているのはどんなことですか?

イム キャラクターの成長を感じてもらいたい、というのは一番気を遣っているところです。1話から12話に向かって『kokoro』を習得していくのですが、12話まで見ると彼らの感情が育っていくところが見られるように、表情の機微などもすごく意識しながら作っています。観てくださる皆さんにも、彼らに対して親心のような気持ちで見守ってもらえたらいいなぁ、と思っていますし、ぜひそんな視点も持っていただけたら嬉しいです。

――アニメを制作するにあたって、シリーズ構成の関根アユミさんや音響監督の長崎行男さんとはどのようなお話をされたのでしょうか。

イム アニメのシナリオ打ち合わせで関根さんとお会いしたのですが、そのときにお互いに思ったことはその場で言葉にしていくタイプだとわかって。とりあえず打ち合わせですべてを話してから「ここは違うんじゃない?」ということがあればその場で解決するように意見をぶつけ合って、その場ですっきりするような感じなので、勝手ながら仲良くさせていただいていると思っています。シナリオ打ち合わせもリモートばかりだったんですけど、もっとお話をしたいと思い、コロナが落ち着いた時に2人での食事にお誘いしたんです。それをきっかけに、より仲が深まりましたね。長崎さんは自分とは真逆で、すごくベテランですし、たまたま今まで長崎さんの現場にあたることがなかったんです。今回、吉村さんが長崎さんを呼んでくださったので、ようやくご一緒できました。最初はすごく緊張しましたが、新人の監督の意見であっても「監督がどうしたいのかを言ってほしい」と言ってくださるんです。実は、最初の頃に長崎さんに「気を遣いすぎ」って怒られたんです(笑)、もっと言っていいから!って。大ベテランの音響監督さんですから、長崎さんが言うならそれでいい、という判断を知らず知らずやっていたみたいなんです。今ではやりたいことをしっかり伝えることができているので、引っ張ってもらえてありがたいなと思います。本当に『テクノロイド』の現場は温かいですね。

――その『テクノロイド オーバーマインド』。ファンの皆さんにどんな形で届いてほしいですか?

イム 余韻の残る作品になってほしいと思っています。毎週毎週、次の話がどうなるのかを考えながらついてきてほしいです。全12話の素材を観ていて私もうるっときてしまったくらいなので……。「あの作品は特別だったよね」と観てくださった皆さんの中に残ってもらえたら、と思っています。例えば「『テクノロイド』ってどんなアニメなの?」って聞かれたときに、説明しようとするけど感情がいっぱいになっちゃって、「もう説明できないから観て」って言いたくなるような作品になったらいいなぁ、と。



――アニメの放送が待たれますが、そんな監督が『テクノロイド』の今後の展開で楽しみにしていることを教えてください。

イム アニメ現場で「今回全12話で完結するように作っているけれど、この先の物語も作りたいね」って話をよくするんです。作品が続くことで、推しと人生を歩んでいけると思うので、皆さんがファンでいてくれる間は一緒に育っていって、いつでも戻ってこられるコンテンツになれたらいいなと思います。先日『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEスターリッシュツアーズ」を観てきたのですが、私の両隣にいたお客さんが涙を流しながら観ていらっしゃるのを見て、こんなふうにいつでも推しに会いにいけるコンテンツっていいなぁ、と感じて……。『テクノロイド』のコバルトたちはアンドロイドなので、良い意味で変わらないでいてくれる。いつまでもその姿、その形、その声でお客さんを待っていてくれるので、いつでも会えるコンテンツとしていつまでも一緒にいられたらいいなと思っています。

――では最後に、アニメの放送開始を楽しみにしている皆さんへメッセージをお願いします。

イム まずは、お待たせしてしまって本当に申し訳ありません。制作の都合上、スタッフの安全が大事なので、仕方がなかったとはいえすごくお待たせしてしまいました。ただ、お待たせした甲斐があるくらい、見どころ満載の作品になったと思っていますし、毎話、作っているスタッフとも「本当にこの物語は面白いですよね」「次の話が気になります」と話しています。先のストーリーがわからない、オリジナルならではのワクワクがある作品だと思いますので、そこを楽しんでいただきたいです。ゲームをやってからでも、ゲームに触れたことがない方でも楽しんでもらえるアニメになっていますので、ぜひ多くの方に楽しんでいただければ、スタッフも頑張って走っていけると思うので、よろしくお願いします。

●作品情報
TVアニメ『テクノロイド オーバーマインド』
2023年1月よりテレビ東京ほかにて放送開始

【スタッフ】
原案:上松範康×RUCCA×Elements Garden
原作:芝浦アンドロイド研究室
監督:イムガヒ
スーパーバイザー:吉村 愛
シリーズ構成:関根アユミ
キャラクター原案:LAM
キャラクターデザイン:﨑口さおり
音楽:Elements Garden×RUCCA
音響監督:長崎行男
タイトル&ロゴ制作:雷雷公社
CG制作:LOGIC&MAGIC
アニメーション制作:動画工房

【キャスト】
KNoCC (ノックス)
– コバルト CV:浦和希
– クロム  CV:渋谷慧
– ケイ   CV:峯田大夢
– ネオン  CV:kayto

STAND-ALONE(スタンドアローン)
– カイト CV:古川慎
– ライト CV:萩谷慧悟
– ナイト CV:梶原岳人

芝浦エソラ:田村睦心
エリザ:瀬戸麻沙美
デンタ:堀江 瞬
ボーラ:濱野大輝
ノーベル:野島健児
芝浦白秋:桐本拓哉

【ストーリー】
たとえそれがプログラムでも、
確かに感じる、
人(きみ)と同じ胸の疼き――。

異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の大部分が水没してしまった未来。
世界はWorld Government《世界統治機構》によって管理され、気温上昇により過酷になった労働をロボットやアンドロイドに担わせることが推奨されていた。

太陽の歓びを失った人々が見出した新たな希望……それは様々な娯楽が集約された世界最大級の遊技場、エンターテインメントタワー『バベル』。
中でも歌とダンスで頂点を目指すクライムステージは世界を熱狂の渦に巻き込んでいた。

そして――ここはある『空き家』。
人々から忘れ去れたこの場所には、持ち主のいないアンドロイド・コバルト、クロム、ケイ、ネオンの4人が暮らしていた。
何のために作られたのか、なぜここにいるのかも分からないまま、同じ毎日を繰り返す4人…。
―そんな彼らと、1人の『少年』の偶然の『出会い』。
それは後に、人も、アンドロイドも、世界をも動かす運命の始まりだった。

「大丈夫。きっとまた会えるよ。たとえどんな困難がおとずれたとしても
――運命を、手に入れるために」

胸に込み上げた名も知らぬプログラムを頼りに、
王者<STAND-ALONE>が君臨するバベルの頂点を目指す4人。
彼らはどうして生まれたのか? 彼らの胸に込み上げたものとは?
熾烈なエンターテイメントバトルの裏で、世界の秘密が今、明かされようとしている――。

©芝浦アンドロイド研究室/TECHNO-OM Project

●ゲーム情報
スマホゲーム『テクノロイド ユニゾンハート』


App Store
https://apps.apple.com/jp/app/id1599225996?mt=8
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.cyberagent.technoroiduh

【スタッフ】
原案:上松範康×RUCCA×Elements Garden
原作:芝浦アンドロイド研究室
監督:イムガヒ
スーパーバイザー:吉村 愛
シリーズ構成:関根アユミ
キャラクター原案:LAM
キャラクターデザイン:﨑口さおり
音楽:Elements Garden×RUCCA
音響監督:長崎行男
タイトル&ロゴ制作:雷雷公社
CG制作:LOGIC&MAGIC
ゲーム開発・運営:ワンダープラネット
ゲームシナリオ:九岡望

【キャスト】
KNoCC (ノックス)
– コバルト CV:浦和希
– クロム  CV:渋谷慧
– ケイ   CV:峯田大夢
– ネオン  CV:kayto

STAND-ALONE(スタンドアローン)
– カイト CV:古川慎
– ライト CV:萩谷慧悟
– ナイト CV:梶原岳人

メカニカメタリカ
– シルバ CV:榎木淳弥
– アウル CV:大塚剛央
– ラナ CV:杉林晟人
– ジン CV:仲村宗悟

フランキー♡ノット
– フラン CV:小林大紀
– ハイド CV:重松千晴
– リム CV:草野太一

D.M.A.
– ボーラ CV:濱野大輝
– キオ CV:塩口量平
– ロージー CV:小林竜之

機関紳士(からくりしんし)
– ノーベル CV:野島健児
– ルゥマ CV:土岐隼一
– アインザッツ CV:熊谷健太郎

【ストーリー】
異常気象による急激な気温上昇の影響で、地上の大部分が水没してしまった未来。

世界は World Government《世界統治機構》によって管理され、『人間』と、機械に感情を芽生させる『kokoro プログラム』を搭載した『アンドロイド』の共存す る社会が築かれていた。

そして――ここはエンターテイメントタワー『バベル』。
ロボット工学の世界的権威・芝浦エソラの一番弟子である『あなた』は、なぜか機能停止したまま放置されていた4体のアンドロイドと出会う。

何のために作られたのか、なぜ眠らされているのかも分からないまま静かに時を止めている4体……。

――そんな彼らを『あなた』は偶然にも目覚めさせてしまう。
「わから、ない……」
「オレたちは……バベルに……!」

彼らの『バベル』への挑戦、そして『あなた』との出逢いが、運命を大きく動かしていく。

「音楽は人間の心だけでなく、アンドロイドの kokoro も動かすのか。――更には両者の運命さえも」

【第1話先行上映会実施決定!】
TVアニメ『テクノロイド オーバーマインド』のテレビ放送スタートを記念して、12月19日(月)に、メインキャストが登壇する舞台挨拶付き先行上映会の開催が決定しました!

●上映作品
TVアニメ『テクノロイド オーバーマインド』 第1話 (本編のみ)
※本作はBlu-rayでの上映となります。

●会場
新宿バルト9(東京)

●日時
2022年12月19日(月)
・20:30の回 上映後登壇
※開映時間は変更になる可能性がございます。
※終了予定時間は21:40頃を予定しております。(予告なしに変更になる可能性がございます)

●登壇者
浦和希(コバルト)、渋谷慧(クロム)、峯田大夢(ケイ)、kayto(ネオン)、野島健児(ノーベル)、濱野大輝(ボーラ)、RUCCA(原案/作詞)

●司会
冨田明宏
※敬称略
※登壇者は予告なく変更となる場合がございます。

●チケット
2,500円(税込/全席指定)
※各種手数料が別途かかります。

●一般発売
・販売期間:12月10日(土)18:00~12月15日(木)23:59
・受付方法:WEB予約
URL:https://l-tike.com/techno-roid-sc/
※チケットの販売は、お一人様4枚までとさせていただきます。

●お問い合わせ
■チケット販売に関するお問合せ
ローソンチケットインフォメーション
https://faq.l-tike.com/
※メールのみのご対応となります。

●入場者特典
ゲーム『テクノロイド ユニゾンハート』用プレミアムガチャチケット5枚
AP回復(100)10個

●感染症対策における注意事項
・イベント開催時の座席稼働率につきましては、今後の情勢を踏まえ最新のガイドラインに従い決定致します。
・館内では、上映中の飲食時を除き、マスクの着用をお願い致します。
・マスクを外した状態での会話を防ぐため、上映前・イベント中の飲食はご遠慮下さい。
・観覧の際の発声及び歓声、立ち上がってのご鑑賞などはご遠慮頂きますようお願い申し上げます。
・ご来場の際は、マスクの着用や検温をはじめとする映画館の新型コロナウイルス感染症予防ガイドラインへのご協力をお願いします。
(https://tjoy.jp/shinjuku_wald9/theater_news/detail/5617)
・当日までの情勢により、上記対応が変更になる可能性もございます。
・行政機関からの指導のもと、感染症拡大防止に対して細心の注意と対策を講じ、お客様、キャスト、スタッフの健康と安全の確保を最優先に運営します。
・状況により、止む無くイベントを中止させて頂く場合がございます。予めご了承下さい。

●その他注意事項
・当日、マスコミ・メディアの撮影が入る場合がございます。その際、お客様が映像等に映り込む可能性がございます。予めご了承ください。
・チケット販売当日はアクセスが集中し、つながりにくい場合がございます。あらかじめご了承ください。
・いかなる事情が生じましても、ご購入後・お引き換え後の鑑賞券の変更や払い戻しはできません。
・転売目的でのご購入は、固くお断りいたします。
・座席番号については、チケット券面にてご確認ください。
・本編上映開始後の途中入場はご遠慮いただいております。
・予定枚数に達し次第、受付終了となります。
・場内でのカメラ(カメラ付携帯電話含む)、ビデオによる撮影・録音・録画などは固くお断りいたします。

●主催
エイベックス・ピクチャーズ株式会社

●イベントに関するお問い合わせ
エイベックス カスタマーサポート
お問い合わせフォーム
https://ssl.avexnet.or.jp/form/ask/avexportal/
※メールのみのご対応となります。
※お問い合わせの際には必ず【公演名(日程・会場)】をご明記の上、お問い合わせいただけますようお願いいたします。
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
なお、内容によってはご回答までに少々お時間をいただく場合もございます。予めご了承いただけますようお願い申し上げます。

関連リンク
『テクノロイド」公式サイト
https://techno-roid.com/

アニメ公式サイト
https://techno-roid.com/anime

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