
千原ジュニア「コンプラさえなければ...」、ドヤ顔のフルポン村上にイライラ?
四季ごとの芸能界俳句王を決定するタイトル戦「2022春光戦」。今回は「階段 or エスカレーター」をお題に予選C・Dブロックが行われ、Cブロックは名人10段のフルーツポンチ・村上健志、4段のKis-My-Ft2・千賀健永、2段のミッツ・マングローブ、初段の岩永徹也がエントリー。1位だけが無条件で決勝進出、補欠の2位は4つのブロックの中から1人しか決勝に進めない過酷なルールの中、まず岩永が最下位で敗退。続いて、ミッツが3位敗退となり、最後はキスマイ千賀とフルポン村上の優勝経験者同士が激突。
<Cブロック1位 決勝進出>
卒業や階段に階段の影
フルーツポンチ 村上健志
「非常にシンプルに卒業と、階段に階段の影がかかることがあるけど、映像としてはそれだけなんです。でも階段は学校の象徴としてすごく素敵。未来感、過去感、ループ感もあるじゃないですか。学校生活と未来へ続く明るさを出せるかなと」
直線まで「誰がホームランを打つか、全く分からない...」「怖い...」と敗退の恐怖におびえていた村上だったが、決勝進出が決まってドヤ顔。じょう舌に自身の俳句を語り出すと、千原ジュニアは「俳句は素晴らしいですけど、コンプライアンスさえなければ...」とイラつくスタジオの空気を代弁。しかし、ジュニアは「村上が今まで詠んできた句の中でもかなり上位」、東国原英夫も「この句を決勝で出したらベスト3に入りますよ!」と俳句自体はべた褒め。
俳人・夏井いつき先生も「"階段に階段の影"という当たり前の小さな気づきの中に季語"卒業"との取り合わせがある。やっぱり村上さん上手いですよね!」と大絶賛。さらに「5・5・7句ですが、"卒業や階段の影階段に"とすれば5・7・5にできるんです。でも、最後に"影"で終わる方がずっと印象深い。卒業の別れ、切なさとも微かに触れ合う。それを全部分かってやっている」と計算づくめの句に脱帽しつつ、「ホント嫌味な男だよね!」とチクリ。それでも「お見事です!」とお褒めの言葉が止まらなかった。
Dブロックは名人初段の森口瑤子、皆藤愛子、特待生4級の春風亭昇吉が参戦。森口が「春愁をエスカレーター地下へ地下へ」で1位決勝進出を決めた。そして、注目の敗者復活枠はBブロック2位の千原ジュニア「トラクター祖父の膝乗る春休み」が選ばれた。
この結果、馬場典子(Aブロック1位)、FUJIWARA・藤本敏史(Bブロック1位)、フルーツポンチ・村上健志(Cブロック1位)、森口瑤子(Dブロック1位)、千原ジュニア(敗者復活枠)の5人が予選を突破。シード権を持つ秋のタイトル戦王者のKis-My-Ft2・北山宏光、2位のKis-My-Ft2・横尾渉、3位の立川志らく、永世名人の梅沢富美男、東国原英夫の5人と決勝で激突することが決まった。
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さて、次回3月24日のお題は・・・

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