
■豊川悦司もタジタジ「別に付き合ってたわけじゃないんだけど...」

「2年半にわたり全クール主演」「TBSの主演作品5本はすべて平均視聴率20%以上」など、"平成の連ドラ女王"の名にふさわしいキャリアを持つ常盤。インタビューでは、最高視聴率28.1%を記録したドラマ『愛していると言ってくれ』で共演した豊川がVTRで登場した。
「僕個人的には、"戦友"じゃないけども、そういうニュアンスがある」「常盤貴子という俳優さんを、自分の中ではすごく特別だなと思いますね」と語った豊川。2人は昨年、29年ぶりにCMで再共演を果たしているが、豊川はその再共演についても「タジタジしちゃいましたね、照れくさくて。別に付き合ってたわけじゃないんだけど(笑)」と振り返り、言葉の端々に常盤への特別な思いを感じさせた。
『愛していると言ってくれ』の撮影当時は常盤の写真を持ち歩いていたという豊川に、常盤も「私もずっと持ってたんですよ。"いつも心に悦司を"じゃないですけど(笑)」と告白。「特別な存在であったとすごく思います」「やっぱり全身全霊で愛そうとしていたし、愛していたし、大好きなまま終われたし、今も大好きな思いを持ち続けていられる」と打ち明け、相思相愛ぶりを覗かせた。
■"野原ですっ裸"豪快エピソードに「前しか見てないんです」

一方、プライベートの常盤について暴露したのは大親友の仲間由紀恵。知り合って17年、たびたび旅行に行くという仲間は、常盤について「とにかくいつも明るくて、元気で、好奇心旺盛。
曰く、"アート作品の前でUFOを呼んだ"、"海女さんの衣装を着て、現地の海女さんとなりきり動画を撮影した"などさまざまなエピソードが飛び出す中、仲間が「びっくりした」と語ったのが、大分県の秘湯を訪ねた時のエピソード。野原に穴を掘って作った温泉へタクシーで向かい、到着するとすぐに常盤が隠すものもない中で服を脱ぎ始めたのだという。
「野原に穴があいている温泉で、女優さんが、タクシーがいるのに脱ぎ始めて...」と、常盤の豪快エピソードを披露。衝撃の"タレコミ"を受け、林が「タクシーの運転手さんがちょっと遠ざかるまで待つっていう選択はなかったんですか?」と尋ねると、常盤は「前しか見てないんですよね」と満面の笑みで頷いた。
■実は"裁判ウォッチャー"「この役だけは...」

常盤は現在、日曜劇場『御上先生』に出演中。ストーリーのカギを握る元教師・冴島悠子を演じているが「いろいろな役柄を与えていただいてきたんですけど、先生だけはお断りし続けてきたんです」と意外な思いを打ち明けた。
進学校の実態について、予備校講師である林が「一部の生徒の学力が非常に高い」「(学力の高い生徒が教師に)『やってごらん、見てあげるから』っていう感じで」と語ったのを受けて明かしたもので、「まず教壇に立てないっていうのが...、たぶんその恐怖なんでしょうね」と、教師役を避けてきた理由も告白。
一方で"裁判ウォッチャー"でもあるといい、「だから『グッドワイフ』の時はものすごくうれしくて。教壇に立つのが苦手、イコール人前で話すのが苦手なんですけれど、この役だけはやりたいなぁと思って」と、弁護士役を演じた『グッドワイフ』(2019年)を振り返った。
■能登への思いも...「できることは何でもしたい」
番組後半では、NHK朝ドラ『まれ』(2015年)に出演したことをきっかけに生まれた石川県能登地方の人々との絆が明かされる一幕も。
インタビューの終盤で、番組が能登の旅を計画中だと明かされると大喜びで「1年経って、報道もぐんと減っているのでバラエティとかも来てほしい時期なんですよね」としみじみ語った。
「人生を濃く生きたい」がモットーだという常盤。大ヒット作のエピソードから始まり、パワフルに周囲を巻き込むプライベートまで、そんな彼女のキャラクターが伺えたこの日のインタビューに、SNSでは視聴者から「素敵な方。自由で自然な姿が本当にかっこいい」「常盤さん、プライベートで能登で泥かきのボランティアされてるんだ。すごい」「常盤さんのことがもっと好きになった」といった声が続々と上がっていた。
(MBSテレビ「日曜日の初耳学」2025年2月9日放送より)
-----------------------------------------
「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
公式HPはこちら。
