死体遺棄の疑いで家宅捜索

京都府南丹市で行方不明になっていた男子児童が遺体で見つかったことを受け、警察はきょう、男児宅に死体遺棄の疑いで家宅捜索に入りました。

現場の様子をリポート

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 15日午前11時50分ごろ。「京都府南丹市にある安達結希さんの自宅前です。30分ほど前から雨が強くなってきました。

自宅前の道には警察官も多くいて、朝から規制線が張られ一般車両は通れない状況になっています。今朝早く自宅を訪れた捜査員はメジャーを使って道や自宅につながるスロープの幅を測ったり、時折、関係者とみられる人と外へ出てきて話を聞いているというような姿も見られました」(山中真 MBS解説委員)

13日に山林で安達結希さんの遺体が見つかる

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 京都府南丹市園部町の11歳の小学生、安達結希さんは13日、南丹市の山林で遺体で見つかりました。

 安達さんは3月23日、父親が学校そばの駐車場まで送り届けたとされ、その後、行方が分からなくなっていることが分かりました。

死因は不詳 死亡したのは3月下旬ごろか

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 連日、警察などが行方を捜していて、13日、小学校から南西に約2km離れた山林で、安達さんの遺体が見つかりました。遺体は靴を履いていなかったものの、靴下は履いていたということです

 司法解剖の結果、死因は不詳で、死亡したのは3月下旬ごろとみられています。

落ち葉などかかっておらず 埋められたような形跡なし

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 警察によりますと、発見された遺体は仰向けで倒れていて、落ち葉などはかかっておらず、埋められた形跡はなかったということです。

 服装は、濃い紺色のフリースにベージュの長ズボンで、フリースの下には、84のロゴが入った灰色のトレーナーを着用していたということです。

安達さんの友人「やさしくて素直な子」
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 学校などによりますと、安達さんは3月23日に父親が学校のそばまで送り届けたのを最後に行方が分からなくなったとされています。

 安達さんの友人は「児童クラブで会って最初にゆきくんから話しかけてくれて友だちになった。やさしくて素直な子」と話しています。

遺体発見の一報に地元戸惑い

 発見現場近くに住む男性(60代)は、先週土曜日に付近を山菜採りのため訪れていたと話します。

 「全く気付かなかった。土曜日、私あのあたりで山菜を採っていた。しばらく5分くらい山菜を探していたが、においとか変化、おかしいというのは一切感じなかった。

土曜に私がいたタイミングは(何も)なかったものだと思いたい」

 この男性の父親は、発見当日の月曜午前中も、犬の散歩のため付近を通っていたといいます。

 「猟犬の血をひいている犬で、鹿とかを見たらつっかかっていくが、何も反応しないでいつも通りだった。今日の午前中には、もしかすると遺体があったかもしれないが、そのときはにおいや異変は感じなかった」というのです。

 よく知る場所で突然の遺体発見の報に、住民らは戸惑っていました。

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「親から離れられない」「取材装い不審者紛れ込まないか」

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 15日、南丹市教育委員会が取材に応じました。あわせて市教委は、お悔みとお礼、お詫びとお願いを交えたコメントを発表しました。

コメントでは「未来のある、南丹市の宝である安達結希君が、このような形で旅立たれたことに対しまして、結希君を大切に育ててこられたご家族、ご親族の胸中を思いますと、どれほど無念でいらっしゃるかと拝察いたします。かけがえのない命を失われた悲しみに、心よりお悔やみ申し上げますとともに結希君の安らかなご永眠を心からお祈りいたします。」と綴りました。

そして、捜索にあたった警察、消防に感謝の意を示し、地元消防団員に対しては「お仕事があるにもかかわらずお世話になりましたこと、重ねてお礼申し上げます。」と述べました。

保護者アンケートで心配の声

園部小学校の2年生から6年生までの全保護者に対して不安・意見や要望・心のケアに関する質問などのアンケートを実施し以下のような回答があったということです。

●防犯カメラの増設等の要望
●報道関係者がこどもに直接インタビューをするなどの不安
●低学年の子は親から離れられなくなったりしている
●メディアの取材を装い不審者が紛れ込まないか心配 など

教員からは、笑顔で対応する映像が切り取られ、中には”こんな状況にあって笑顔なのか”と批判的な意見もあって悩んだという声も届いたということです。

14日の臨時休校は、児童や先生方の心のケアを考えての処置だったといい、市教委はこどもや保護者、先生方を大事にしていただきたいとコメントをまとめています。

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