滋賀県の彦根城が世界文化遺産の候補に推薦されることが決まりました。

江戸時代初期に築かれ、国宝に指定されている彦根城。

1992年にユネスコの暫定リストに記載され、2024年、ユネスコの諮問機関から「登録に必要な基準を満たす可能性がある」と示唆されていました。

しかし去年、文化庁の文化審議会は江戸幕府の長期安定を支えた「大名統治システム」などの説明の充実が必要として推薦を見送り、県などは改めて今年5月に推薦書案を文化庁に提出していました。

そして3日、文化審議会は彦根城が世界的にも珍しい江戸時代の「大名による統治システム」を物証できるものとして価値が認められるなどとして推薦を決めました。

(文化審議会 世界文化遺産部会 菱田哲郎部会長)
「日本中の城を眺めてきた中で、これだけ残っているのはここ(彦根城)しかないとはっきりしてきた」

彦根城がある滋賀県の三日月知事は…

(滋賀県 三日月大造知事)
「まず率直にうれしいです。まず一段、このタイミングで国内の推薦候補になろうという思いでやってきましたから、安堵の気持ちもあります」

地元・彦根市でも、市長が「ひこにゃん」とともに決意を新たにしました。

(彦根市 田島一成市長)「登録に向けた取り組みをさらに加速化して参りたい」

彦根城は早ければ再来年夏の世界遺産委員会で登録審査を受けることになります。

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