【モデルプレス=2025/07/31】2025年7月期のドラマから、ネクストブレイクが期待される若手俳優9人をピックアップして紹介する。

◆「僕達はまだその星の校則を知らない」INI許豊凡

磯村勇斗主演のカンテレ・フジテレビ系「僕達はまだその星の校則を知らない」(毎週月曜よる10時~)からピックアップするのは、グローバルボーイズグループ・INI(アイエヌアイ)の許豊凡(しゅう・ふぇんふぁん/27)。
中国人である許が演じるのは、白鳥健治(磯村)の同僚であり、中国出身の弁護士・緒川萌。思ったことをハッキリ言う性格で、健治とは合わないと感じながらも心の中では応援している、という難しい役どころを見事に演じている。

今作で初めて連続ドラマへのレギュラー出演が初となる許は、2021年に行われたサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」より、INIとしてデビュー。慶應義塾大学出身で中国語、日本語、英語、韓国語と4ヶ国語が堪能である。不定期レギュラーとして出演している情報番組「DayDay.」(日本テレビ系/月~木あさ9時~11時10分/金あさ9時~10時25分)でも冷静で的確なコメントが評価されており、今作で演じるインテリジェンスな役は、許の持つ知的な魅力が存分に発揮される役柄だ。今後の俳優としての成長が非常に楽しみな注目株である。

◆「僕達はまだその星の校則を知らない」日高由起刀

同ドラマから注目すべきもう1人は、今作の舞台「濱ソラリス高校」の生徒・鷹野良則役を演じる日高由起刀(ひだか・ゆきと/21)。誰からも信頼される生徒会長という重要な役柄を担う日高は、NHK連続テレビ小説「あんぱん」(NHK総合・毎週月~土あさ8時~ほか)でも嵩(北村匠海)が所属する小倉連隊の初年兵・目黒新役を好演していた。

日高は、2024年に映画「HAPPYEND」で演技未経験ながらオーディションで抜擢され、スクリーンデビューを果たした。韓国語が堪能で、日本と韓国の2拠点でモデルとしても活躍しており、幅広い才能を発揮している。底知れぬ魅力を持つ日高の演技が、視聴者を惑わせ、引き込むことだろう。

◆「スティンガース」井内悠陽

フジテレビ系「スティンガース 警視庁おとり捜査検証室」(毎週火曜よる21時~)からは、井内悠陽(いうち・はるひ/21)を紹介する。
井内が演じるのは、総務部装備課の備品係から“スティンガース”(おとり捜査検証室)へ異動となった小山内誠。SNS上で多くのフォロワーを抱えるコスプレイヤーという裏側を持ち、そのギャップが魅力のユニークなキャラクターだ。

山田裕貴などを輩出した「D-BOYS」が生んだ新たな若手俳優ユニット「WAVE」に所属する井内は、2024年にテレビ朝日系スーパー戦隊シリーズ「爆上戦隊ブンブンジャー」で連続ドラマ初出演ながら初主演として俳優デビューを飾り、一躍話題に。自然体で多様な役をこなす演技力や爽やかなルックスが注目を集める井内。俳優としての成長が期待される彼の演技は今後も深みを増し、観る者の心に響き渡ること間違いなしだ。

◆「初恋DOGs」ナ・イヌ

TBS系「初恋DOGs」(毎週火曜よる10時~)からピックアップするのは、韓国から来た御曹司ウ・ソハ役のナ・イヌ(30)。デビュー以来、確かな実力とキャリアを着実に積み重ねてきたイヌは、2025年に日本でもPrime Videoにてリメイクされた「私の夫と結婚して」(2024年)でクールな役柄を演じ、一躍話題に。

「初恋DOGs」では、予想外の三角関係に巻き込まれるチャーミングな役どころを見事に演じ、演技の幅広さを証明。初回からその存在感を際立たせた。188cmの高身長と甘いマスクで多くの人々を虜にしている彼は、今後、日本でもその美貌と多彩な演技力を活かし、海を超えた魅力を放つことだろう。

◆「ちはやふる」齋藤潤

日本テレビ系「ちはやふる-めぐり-」(毎週水曜よる10時~)で注目したい人物は、齋藤潤(さいとう・じゅん/18)。本作では、幽霊部員・藍沢めぐる(當真あみ)とともに競技かるたに挑む高校生を演じ、彼の内に秘めた情熱と繊細な感情を見事に表現している。


齋藤は、2019年にデビューすると、その後TBS系「トリリオンゲーム」(2023年)、映画「カラオケ行こ!」(2024年)などに出演。その演技は確かな実力を感じさせ、業界内外からの注目を集めている。彼の持つ無限の可能性には、誰もが期待せずにはいられない。

◆「ちはやふる」山時聡真

同ドラマからもう1人紹介するのは、山時聡真(さんとき・そうま/20)。子役時代から培ってきた演技力で、映画「約束のネバーランド」(2020年)、「ラーゲリより愛を込めて」(2022年)、NHK系「虎に翼」(2024年)をはじめ、数々の話題作に出演し、その存在感を印象づけている。

俳優業だけでなく、声優としても映画「君たちはどう生きるか」(2023年)で主人公・眞人を演じ、多彩な才能を発揮。引き込まれるような魅力と圧倒的な存在感で、人気は急上昇しており、今後の活躍にさらなる期待が寄せられている。

◆「愛の、がっこう。」別府由来

女優の木村文乃が主演を務めるフジテレビ系「愛の、がっこう。」(毎週木曜よる10時~)からピックアップするのは別府由来(べっぷ・ゆらい/26)。カヲル(Snow Man・ラウール)を嫌うNo.2ホスト・ヒロトを好演しており、ホスト業界ならではのさまざまな葛藤や感情の変化を巧みに演じている。

別府は、2020年からラジオ番組「FESTIVAL OUT」(TOKYO FM)のパーソナリティを担当するなど多岐にわたって活躍。テレビ朝日系「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」(2022年~2023年)をはじめ、フジテレビ系「ハッピー・オブ・ジ・エンド」(2024年)では、ゲイであることを理由に家族に見放されるという複雑な役柄を演じ、深い感情表現が高い評価を得た。今後もその演技力をさらに磨き、さらなる輝きを放つだろう。


◆「DOPE 麻薬取締部特捜課」豊田裕大

TBS系「DOPE 麻薬取締部特捜課」(毎週金曜よる10時~)で注目したいのは、特捜課のムードメーカーを演じる豊田裕大(とよだ・ゆうだい/26)。2019年より「MEN’S NON-NO」(集英社)の専属モデルを務め、2024年にはNHK大河ドラマ「光る君へ」にも出演するなど、年々その存在感を強めている。

「DOPE 麻薬取締部特捜課」では、麻薬探知犬以上の嗅覚を持ち、犯人や麻薬の場所を特定するという重要な役柄を演じており、端正なルックスと唯一無二のオーラに虜になる視聴者が続出。10月3日には、映画「火喰鳥を、喰う」が公開予定であり、彼の演技が織り成す物語に、ますます引き込まれること間違いなしだ。

◆「こんばんは、朝山家です。」Aぇ! group小島健

ABCテレビ「こんばんは、朝山家です。」(毎週日曜よる10時15分~)からは、Aぇ! groupの小島健(こじま・けん/26)をピックアップ。本作では、発達障がいを抱える小学6年生の晴太(嶋田鉄太)の通う療育センターの職員・中川陸を熱演。実際に教育学部に通っていた小島が役作りにも深い理解を持ち、見事に役をこなしている。

小島は、2024年5月15日にAぇ! groupとしてCDデビュー。読売テレビ「帰ってきたらいっぱいして。」(2023年)では、刺激的なラブシーンがSNS上で度々話題になるなど俳優としても目覚ましい活躍を見せている。小島の演技力と多彩な才能は今後ますます話題を呼び、さらなるステップへと進むことだろう。(modelpress編集部)

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