【モデルプレス=2025/09/23】NHK連続テレビ小説は、9月27日に「あんぱん」の放送が終了し、9月29日から「ばけばけ」の放送が始まる。9月23日、「あんぱん」の主演・今田美桜がNHK大阪放送局を訪れ、「ばけばけ」主演・高石あかり(※「高」は正式には「はしごだか」)とバトンタッチセレモニーを行った。


◆今田美桜、高石あかりへ朝ドラバトンタッチ

「あんぱん」で柳井のぶ役を務めた今田は、最終回に向けて「いよいよ終わってしまうというさみしさがありますが、半年間『あんぱん』の世界をみなさんに見守っていただき、ここまでくることができました。本当に感謝しております。あと3日ですが、これからまだまだ『アンパンマン』の軌跡も続きます。最後まで嵩とのぶを温かく見守っていただけたらうれしいです」とコメント。

「ばけばけ」で松野トキ役を演じる高石は、放送スタートに向けて「まず今日のバトンタッチセレモニーを迎えられて本当にうれしいです。数か月撮影をしていてスタッフの皆さんがとにかくあたたかくて「こんなに現場って楽しくっていいんだっけ」と思えるような毎日を送っています。それが見てくれる皆さんにしっかり伝わればうれしいです」と呼びかけた。

◆今田美桜&高石あかり、ドラマゆかりの品をプレゼント交換

また、ドラマゆかりの品をプレゼント交換する場面も。今田が高石へ贈ったプレゼントは舞台地である高知県の伝統工芸品・土佐凧。高知県に伝わる「土佐凧」は、江戸時代から続く伝統工芸で、手漉きの土佐和紙に縁起の意匠を描くのが特徴。土佐の地では、子どもの誕生や節句を祝って土佐凧を揚げ、成長と飛躍を願う風習がある。この土佐凧には、「ばけばけ」に欠かせないしじみ汁が墨の線で描かれ、伝統的な赤い色には魔除けの意味が込められ、鮮やかに仕上げられている。
今田から高石への想いと、ドラマの盛況と成功への祈りを込めて贈った。

高石から今田へ贈られたのは、舞台地である島根県松江市の伝統工芸品・八雲塗の手鏡と、松江市宍道湖産のしじみ。手鏡は今田の名前にちなんで、「美しい桜」の柄がデザインされている。実は名前のところは、今月の島根ロケの際、高石が工房に行き色を選び、そして“撮影お疲れ様でした”の気持ちを込めて、高石自らが名入れをした。また、松野家にとって欠かせないアイテム「しじみ」は、松江市宍道湖のしじみを取り寄せしてドラマに使用している。

高石は「しじみ汁は第1話から作品の重要なアイテムなのでうれしいです。(凧の赤い色には)魔よけの効果があると
いうことで、撮影スタジオの前にしっかり貼っておきたいなと思います」、今田は「しじみが大好きなのでうれしいです。何よりも、撮影でお忙しいなか手鏡に手描きしていただいて…大切に使わせていただきます。ありがとうございます」とコメントした。(modelpress編集部)

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