◆「ぼくたちん家」場面写真解禁
今回公開されたカットには、ファミリーサイズのアイスを片手に1人佇む心優しきゲイ・波多野玄一(及川)や、偶然出会った人生も恋も冷めきったクールなゲイの中学教師・作田索(手越祐也)と肩を並べて座る姿、そしてトーヨコ中学生の楠ほたる(白鳥玉季)が独特の気怠さを漂わせる表情など、初回からキャラクターの魅力が垣間見える場面が揃う。
脚本を手掛けた、日テレシナリオライターコンテストで2023年度審査員特別賞を受賞した期待の新星・松本優紀氏は、初回の見どころについて「それぞれの『恋と革命』って何だろう?これからどうなっていくんだろう?と、きっとワクワクしてもらえると思うので、ぜひ楽しんでもらえるとうれしいです!」とコメントを寄せた。(modelpress編集部)
◆脚本:松本優紀氏コメント
― 今作品でこだわったポイントや好きなセリフについて
セリフの内容だけじゃなく、話し方やテンポからも登場人物の熱を感じてもらえるように書きました。例えば、第1話の玄一は、とにかくいっぱい言葉を重ねるシーンが多いんですけど、そうすることで、彼の不器用さとか、一生懸命さ、そして本人の中でも整理しきれてないような心情を伝えられたらいいな、と思っています。好きなセリフは、1話で言うと「めちゃくちゃ恋したいんです!」という玄一のセリフです。リアルな50歳の人だと、こんな事なかなか言わないと思うんですけど…。彼のまっすぐな本音を、そのまま出せた感じがするのでお気に入りです。
― 第1話の見どころ
第1話の終盤、玄一、索、ほたる、3人の長いシーンがあるんですけど、背景も立場も思惑も全く違う3人が交わっていく最初のシーンなので、そこはひとつの見どころかなと思います。それぞれの「恋と革命」って何だろう?これからどうなっていくんだろう?と、きっとワクワクしてもらえると思うので、ぜひ楽しんでもらえるとうれしいです!
◆「ぼくたちん家」第1話あらすじ
動物飼育員の波多野玄一(及川光博)、50歳。恋愛対象が男性の、いわゆるゲイのおじさん。アパートで動物たちと暮らす玄一は、ファミリーサイズのアイスを一緒に食べてくれる恋人がほしくなってパートナー相談所に通うものの、手応えはサッパリ。「やっぱり、ひとりでコツコツ食べます」と肩を落とす玄一に、相談所の百瀬(渋谷凪咲)が一言、「恋と革命です。『人間は、恋と革命のために生まれてきたのだ』。
一方、中学校教師の作田索(手越祐也)は、ゲイなのに婚姻届を書いてみた。『夫となる人 吉田亮太。夫となる人 作田索』。受理されるはずもなく…。恋にも人生にも冷めきっていて、恋人との別れを決断する索。ひょんなことから索と出会った玄一は、他人事とは思えずに「だったら家を買うってどうですか?人間は、恋と革命のために生まれてきたんです!家を『かすがい』にして、俺たちの恋愛にだって意味があることを証明しましょう!」。そんな玄一に、索の生徒・楠ほたる(白鳥玉季)が突然「3000万円あります。家欲しいんですよね。私、あなたを買います」。学校に行かずトーヨコ通いのほたるは、なぜか3000万円を隠し持っていて―。
社会の隅っこでつながった3人の奇妙な生活。
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