◆のん、女性棋士役で朝ご飯も「駒を触りながら」
本作は、天才棋士である父に人生を奪われた主人公・国見飛鳥(のん)が、人生のどん底から史上初の女性棋士を目指す姿を描く。この日は共演する藤木直人、倉科カナ、奥貫薫、森愁斗、鳴海唯、西岡德馬、山口紗弥加、中村獅童、司会の瀧山あかねも出席していた。
盤上で戦うダークヒーローを演じたのんは、パンツルックで登場し「とてもこの作品には気合が入っているので、こうして見ていただけることができて、とっても嬉しいです」と笑顔を見せた。芝居については「将棋はやったことがなくて、駒を触るのも初めてだったんですね。そういうチャレンジングな要素もありつつ。キャラクターもここまで笑顔がない役というか、ぶっきらぼうで、態度が悪くてっていう役は、あんまりなかったので(笑)。そこが魅力的になるように、どうにか一生懸命演じましたね」と回想。また「駒さばきが上手くなりたいと思って」「先生に教わったんですけど、『1日100回打てば絶対にうまくなるから大丈夫です』って言われて。その100回を目指して、朝ごはんを食べている時も、テレビを見ている時も、ずっと手は将棋盤で駒を触りながら過ごしました」と役作りを明かした。
◆のん、藤木直人との共演に感激「ひゃー!ってなって」
初共演となった藤木について、のんは「すごく嬉しかったですね。初めてお会いした時に、すらっとされているし、めちゃくちゃかっこよくて、ひゃー!ってなって(笑)。私的には、藤木さんが演じる藤堂のキャラクターが、荒っぽい感じのワイルドなキャラクターって、ちょっと新鮮だなという風に感じていたんですね。
同じく初共演で、飛鳥の父を演じた中村との共演について、のんは「初めてお会いするので、ご挨拶しなきゃと思って、ご挨拶したら、(会釈を再現して)っていう感じで。『あっ!お邪魔だったかな』って。『メイクされている時に失礼だったな』って思ったんですけど、だんだん役のために務めてくださってるんだって気づき始めて。その緊張感が、お父さんとの、彰一さんとのシーンの時に、作られていったので。ありがたかったなって思います。撮影期間中に感謝していました。でも、ギリまで『どっちだろう…?』ってひやひやはしていました(笑)」と、役における複雑な父娘の関係上、敢えて距離を作っていた中村とのエピソードを明かしていた。
◆のん、飛行機欠航で起きた「詰んだこと」
最近詰んだことをテーマとしたフリップトークで、のんは「飛行機で詰んだっていうことなんですけど、私は福岡の方で仕事があって。福岡に行ったら、絶対にゴマサバを食べたい!って思っていたんですね。大好きで。ゴマサバが。
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