【モデルプレス=2025/09/29】
日本テレビホールディングスが9月29日、
国分太一氏のコンプライアンス問題を受けて設置したガバナンス評価委員会の最終意見書受領したことを報告した。
◆日テレ、ガバナンス評価委員会の意見書受領を報告
同社は6月、国分氏のコンプライアンス上の問題に基づく一連の対応等について、評価、意見を受ける目的で、外部有識者で構成するガバナンス評価委員会を設置。
公開された最終意見書は第1部と第2部で構成され、52ページに及ぶ。「会社における一連の対応とガバナンスに対する評価」「社長会見に対する検証・評価」など項目が分かれており、「コンプライアンス違反の当事者が人気の高い著名人であり、降板のインパクトが大きく、様々なハレーションも予想され、その番組からの降板が放送事業者としての日本テレビにとっても損失となる可能性がある一方、『公共の電波』による放送でのコンプライアンス違反者の出演を継続するわけにはいかず、早期の決着を図る必要があったため、非常に難易度の高い案件であったことからすれば、今回の対応は事案に即した適切なものであったと評価されてしかるべきである」といった評価もあるほか、不祥事に対する社内感度の向上、意識改革の促進などの重要性についても指摘している。
◆国分太一、コンプラ違反問題受け無期限活動休止
国分を巡っては、コンプライアンス上の問題行為が複数あったとして、日本テレビがバラエティー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(毎週日曜よる7時~)の降板を発表。国分は同日から無期限活動休止することを報告していた。(modelpress編集部)
◆日本テレビ コメント
意見書に示していただいた内容をしっかり受け止めて、社員はじめすべての関係者に浸透させ、信頼されるテレビ局として発展していけるよう、日本テレビ一丸となって努めてまいります。
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