バスケットボールB3リーグ新潟アルビレックスBBは5月11日、アウェーで香川とのプレーオフ準決勝・第3戦に臨みました。レギュラーシーズン5位のアルビBBは1位の香川に最後まで食らいつきましたが、決勝進出とはなりませんでした。

先に2勝したチームが決勝に駒を進めるB3プレーオフ準決勝。

1勝1敗で迎えた第3戦、アルビBBは序盤、樋口のパスを受けたマックが鮮やかな3ポイントシュート。さらに、ドリブルで切り込んだ濱田の素早いパスから濱高が体勢を崩しながらシュート。

第1クオーターを19-11と8点リードで終えます。

しかし、第2クオーターには香川のヘイモンドに合計9点を許し、同点とされると、その後ついに逆転を許してしまいます。

それでもアルビはムトンボが豪快なダンクで再び逆転。前半を31-28で折り返します。

第3クオーターで香川を突き放したいアルビでしたが、警戒していた3ポイントシュートを許し…

【新潟アルビレックスBB 鵜澤潤HC】
「3Pの確率は危険なところを推移していたのは実感していた。後半、もう一回そこをぐっとチームでマネジメントして、チームとしてはある程度2点のところは目をつぶるというところだったが、そこがうまくいかなかった」

攻撃でも相手にパスを奪われ、再び逆転を許します。

運命の第4クオーター。長尾や濱田などが3ポイントシュートを確実に沈め、点差を徐々に縮めましたが、最後は相手の3ポイントで突き放され、プレーオフは2年連続で準決勝敗退となりました。

【新潟アルビレックスBB 鵜澤潤HC】
「若い選手の勢い、ベテラン選手の経験値、そういったものをうまく融合させながら戦ってきて、最後プレーオフで負けはしたが、そういうものが一つ形になってケミストリーを起こして、香川とも第3戦まで戦うことができたと思う」

「本当にあと少しのところだった」とも話した鵜澤ヘッドコーチ。



リーグが再編される来シーズン、アルビは新たに創設される「『Bリーグワン』でさらなる高みを目指します。

【鵜澤 潤ヘッドコーチ コメント】
Q.試合の振り返り
立ち上がりは良い形でゲームに入り、自分たちのリズムを掴みながら前半を進めることができました。ですが、後半の立ち上がりでターンオーバーを連発してしまい、チームとして最も警戒していたスリーポイントシュートを抑え切ることができませんでした。非常に悔しい敗戦ではありますが、改めて香川さんはチャンピオンにふさわしいチームだと感じました。ぜひファイナルでも頑張っていただきたいと思います。

なかなか連勝できず、浮き沈みの多いレギュラーシーズンを経て、最終的に5位でプレーオフ進出を果たすことができました。新潟には突出したスコアラーはいませんが、シーズンを通して総合力で賢くポイントを押さえたバスケットを追求してきました。若い選手たちの勢いとベテラン選手の経験、その両方を融合させながら闘ってきた中で、最後は敗れてしまったものの、そうした積み重ねがケミストリーを生み、岡山さんに勝利、そして香川さんともGAME3まで闘うことができたと感じています。応援してくださったブースターの皆さま、最後まで闘い抜いてくれた選手たちへ、心から感謝申し上げます。

【#7 五十嵐 圭 選手 コメント】
Q.試合の振り返り
ファイナル進出に向け、絶対に負けられない一戦でした。勝てばファイナル進出、負ければシーズン終了という状況の中で、チーム全員で自分たちのバスケットを遂行しようと話し合い、試合に臨みました。しかし、結果として悔しい敗戦となりました。

3Qの入りで相手のプレッシャーが強まる中、自分たちのターンオーバーが増えてしまい、相手にリズムを掴まれてしまったことが大きな敗因の一つだと感じています。そこから一度はカムバックできたものの、追いつくことができませんでした。ただ、一試合を通してアップダウンがありながらも、最後まで選手全員で闘い続けることができたと感じています。今日の敗戦を、それぞれの選手が次のステップへ繋げていってもらいたいと思います。

来季は「B.LEAGUE ONE」という新しいカテゴリーの中で戦っていくことになります。クラブとしても、今回のセミファイナル敗退という結果をしっかり受け止め、来季に向けてさまざまな部分でステップアップしていかなければならないと感じています。ブースターの皆さまとともに戦い、応援し続けていただけるクラブを作っていけるよう、新たなシーズンへ挑戦していきたいと思います。

【#50 長尾 光輝 選手 コメント】
Q.試合の振り返り
終始接戦の中で試合が進み、最後は相手の強みであるスリーポイントシュートを許す展開となってしまいました。ただ、チーム全員が「勝ちたい」という想いを前面に出し、最後まで闘い抜けた試合だったと感じています。負けはしましたが、そういった部分ではとても良い経験ができた試合になったと思います。自分自身、なかなか調子を上げることができずにいた今回のプレーオフでしたが、「負けたら終わり」という状況の中でコートに立った時、何かが吹っ切れて「自分らしいプレーをしよう」という想いでプレーすることができました。

迷いや戸惑いも多い一年でしたが、自分自身とても成長できたシーズンだったと感じています。
特にアオーレ長岡での声援は、ぼくのバスケットボールキャリアの中でも一番熱量を感じるものでした。皆さまの応援のおかげで、この一年を闘い抜くことができました。本当にありがとうございました。

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