じゃがりこを10分間振ると「玉」になる⁉ツルッツルの「じゃがりこ玉」錬成してみた♪食べてみると味は…
アイデアじゃがいも料理の考案者は韓国のお料理好きさん
薄切りじゃがいものアイデア料理を見つけたのは、YouTube。チャンネル名はハングル文字なのですが、英語で『Cooking Haru』と書かれています。チャンネル登録者数は301万人!概要欄を見ると、簡単でシンプルなアイデア料理を投稿しているようです。
サムネイルには野菜のおかずやご飯もの、スイーツなどがたくさん。お隣の国・韓国の方のアイデア料理は日本人の味覚にも合いそう。
今回目に留まった「ポテトパンケーキ」は、薄切りにしたじゃがいもをパンケーキ生地のように焼いていました。
日本では見かけないアイデアじゃがいも料理に、いざ挑戦!
スライスじゃがいもがポイント!「ポテトパンケーキ」を作ってみた!
動画では唐辛子をティースプーンで2杯も入れていましたが、辛さが少ない韓国産唐辛子だと思われます。今回は少量の一味唐辛子を代用し、直径28cmのフライパンを使って大きく焼いてみたいと思います。
【材料】(直径23cm1枚分)
じゃがいも…600~700g
片栗粉…大さじ6
粉チーズ…大さじ2
塩…小さじ1/2
粗びき黒こしょう…適量
一味唐辛子…適量
乾燥パセリ…適量
モッツァレラチーズ…適量 ※今回はピザ用チーズを2つかみほど使用
サラダ油…適量
1. じゃがいもをきれいに洗い、皮付きのまま輪切りにします。
今回は5mmくらいの厚さに切りました。
2. じゃがいもを冷水で数回洗って表面のでんぷんを取り除き、ザルに上げて水分を切ります。
冷水で3回くらい洗うと、水が濁らなくなりました。
3. ボウルにじゃがいも、粉チーズ、塩、黒こしょう、一味、パセリ、片栗粉を入れて、じゃがいもに片栗粉がまんべんなく付くように混ぜます。
動画ではじゃがいもの水分で片栗粉が糊のような状態になっていましたが、混ぜても片栗粉と粉チーズがパラパラとした状態でした。そこで今回は、分量外で大さじ1杯程度の水を加え、粉がなじむように混ぜ合わせました。
4. フライパンに油を引き、じゃがいもの半量を敷き詰めて中火で点火。そのままパチパチと音がするまで焼いていきます。
じゃがいもを少しずつ重ねてフライパンの全面にじゃがいもを敷き詰めます。
焼き始めてから3分くらい経つとパチパチと音がしてきました。
5. 底面が焼ける音がしたらフタをして弱火で5~7分、じゃがいもに火が通るまで焼きます。
じゃがいもをカリッとさせるため、フタに水蒸気が付いたら都度拭き取りながら焼きます。今回はフタをして弱火で7分焼くと、じゃがいもに竹串がすっと入る状態になりました。
6. じゃがいもの表面に、ハケなどで少量のサラダ油を塗ってからひっくり返します。
これまで上になっていた面もこんがりと焼くため、少量のサラダ油を塗っておきます。
じゃがいも同士はくっついていたのですが、フライ返しでひっくり返すのは難しそうだったので、大皿をかぶせて一旦お皿に取り出し、底面を上にした状態でフライパンに戻しました。
ひっくり返すとじゃがいもの一部にこんがりとした色が。じゃがいもが重なっているのでフライパンに接していない部分は焼き色が付いていませんでした。
今度はフタをせずに中火で焼きます。
7. 2枚目の「ポテトパンケーキ」の両面がこんがりと焼けたら、ピザ用チーズをのせます。
上の画像は2枚目の「ポテトパンケーキ」。両面がこんがりと焼けたのでピザ用チーズを全面にのせたところです。
8. 先に焼いておいた1枚目の「ポテトパンケーキ」を、7にかぶせるように重ねます。
弱火にして両面を4分ずつ焼いて、中のチーズを溶かしました。
ほくほくポテトにチーズ風味がほんのり♪ミルフィーユのような食べ心地♡
薄切りじゃがいもが密着した生地を上下に2枚使った「ポテトパンケーキ」の完成です♪少しずつ重なったじゃがいものレイヤーが美しいですね~。
韓国のお料理好きさんの動画では表面がパンケーキのような生地感になっていましたが、今回は片栗粉を混ぜた時の水分が少なかったようで、じゃがいものシルエットがそのまま見える状態に仕上がりました。でも、これはこれで、スイーツのようでおいしそう♪
カットしてみるとこんな感じです。薄切りのじゃがいもが互い違いに重なっていて、ミルフィーユのようで美しい!
食べてみるとピザ用チーズが少なかったようで、ほんのりとチーズ風味を感じる程度。とろ~っとしたチーズを期待していたのでちょっと残念。ピザ用チーズはたっぷりとのせるべし!
でもじゃがいもの薄切りがたくさんなので、口の中でミルフィーユのような食感を楽しめますよ。味はもちろん、食感もおしゃれ♪
韓国のお料理好きさん考案の「ポテトパンケーキ」は、じゃがいもたっぷりの映える大皿料理になりました。大きく焼いた1枚をテーブルに運んで切り分けると、断面の美しさも楽しめますよ。
今回は塩、こしょう、粉チーズ、パセリ、一味唐辛子を加えましたが、カレー粉やクミンなどのスパイスを加えたり、乾燥パセリをほうれん草やバジルに変えてもおいしく作れると思います。
おもてなし料理にぴったりな「ポテトパンケーキ」。大きめのフライパンで焼けばインパクトのある仕上がりになりますよ。ぜひ挑戦してみてくださいね。
じゃがいもを皮ごと食べる際の注意点
じゃがいもには、炭水化物やビタミンなどの栄養が豊富な反面、微量の天然毒素が含まれます。食中毒を防ぐために以下の点に注意してください。
1. 緑色に変色していたり、芽が出ていたりするじゃがいもはその部分を含めて大きめに取り除きます。全体に緑色だったりあちこち芽が出ていたりする場合は、食べないようにしましょう。
2. 体の小さな子どもは、大人より食中毒になりやすいので、皮つきのじゃがいもを食べさせないようにしましょう。
3. 皮つきのじゃがいもを大量に食べないように注意しましょう。
4. じゃがいもを買ったら長期保存せず、できるだけ早く食べるようにしましょう。
5. 家庭菜園や学校などで栽培したじゃがいもは、かならず皮を剥いてから食べましょう。