栄輝丸 優れた工作精度の鏡面パーツとご当地ペイントのコラボ!


青果を運ぶオーナーの愛車の栄輝丸は、名工・アートフレンドがこしらえた大型鏡面パーツを中心に、全身をバランスよくアートアップ。中山看板の箱文字と、マインド美術室の才腕が光るリア観音扉のペイントも魅力十分で、出色のオリジナリティを振りまいている。


キャブ回りは、精悍なキャデラックバンパーと、最上部を舟型フォルムで仕上げたシートキャリアが2大目玉パーツ。レトロなセンスを巧みに織り交ぜたそれらは、いずれも前面に原口工芸製の名文句アンドンをコンビネーション。菱抜きデザインを多投したバイザー&ミラーステーとの相性も申し分なく、トータルバランスの美しさでも、他車の追従を許さない仕上がりだ。

一方の箱回りは、マインド美術室の手腕を借りつつ、リア観音扉に、自身のご当地(京都)の象徴である「金閣寺&舞妓」をあでやかにペイント。また、メーターアオリ仕様のボディ回りには、中山看板が「HAKKOW LINE EXPRESS」と「栄輝丸急行」の箱文字をペイント。威風堂々としたやっちゃ場便らしいビジュアルを好アピールしている。
なお、箱上には「赤地+ゴールド」のツートーンのバスロケットを搭載。個性、センス、バランスの3拍子をそろえたツウ好みな傑作車だ。

【写真6点】ご当地仕様×やっちゃ場便らしいビジュアル。

カミオン20012年9月号トップアートをもとに再構成