9月から放送されるドラマ『REAL⇔FAKE』。豪華キャストが共演することで話題となった本作の記者会見の様子を【前後編】でお届けします! 荒牧慶彦さん、植田圭輔さん、小澤 廉さん、佐藤流司さん、松村龍之介さん、和田雅成さんが登壇です♪
2019年9月1日(日)からMBS・TBSで全4話配信されるドラマ『REAL⇔FAKE』。情報解禁に向けて行われた記者会見には、荒牧慶彦さん、植田圭輔さん、小澤 廉さん、佐藤流司さん、松村龍之介さん、和田雅成さんが登場。30分間に渡る報道陣からの質問に、ひとつひとつ丁寧に答えてくださいました!
「REAL⇔FAKE」オフィシャルサイト
その歌声から、天使と呼ばれている国民的人気アーティスト、朱音(蒼井翔太)が、突然失踪した。所属事務所の垣根を越えたタレントによるユニット、「Stellar CROWNS(ステラクラウンズ) プロジェクト」に加入し、活動の幅を広げようとしていた矢先だった。失踪の原因について様々な憶測が飛び交う中、朱音の所属事務所社長、澤木田の元に一通の怪文書が届く。「犯人は、プロジェクトメンバーの中にいる。」フリーの映像ディレクター、守屋英俊(染谷俊之)は、澤木田の依頼を受け、プロジェクトのドキュメントムービーの撮影を口実に、犯人捜しを始める。役は"当て書き"!それぞれが自分とそっくり

【前編】『REAL⇔FAKE』記者会見レポート 写真1
――それぞれの役柄と意気込みをお願いします。梅原藜士郎役・松村龍之介さん(以下、松村):僕が演じる梅原藜士郎は、つい最近までオーストラリアで仕事をしていた帰国子女という、他のメンバーとは違うポジションの役柄です。「Stellar CROWNS」のプロジェクト始動を機に帰国し、活動を始めます。
幼馴染である沢瀬凛(小澤廉さん)との関係性はもちろん、物語が進んでいくなかで鈴木翔琉(佐藤流司さん)や育田悠輔(植田圭輔さん)といった別軸の人間や物事を客観的見ている姿が伝わると思います。
育田悠輔役・植田圭輔さん(以下、植田):僕は一番年上なのですが、病気で2年留年してて……翔琉と同級生の役です。あとは僕の当て書き(※)かな?と思える役です(笑)。
※当て書き:役者を先に決めておき、その後に脚本が書かれること。そのため役者本人の性格や雰囲気を踏襲されることが多い。
鈴木翔琉役・佐藤流司(以下、佐藤):今回の脚本は“当て書き”みたいなところがありまして……。俺の演じる翔琉は不器用で、男らしくて、少し無口で、でも熱くて。ちょっと短絡的なところもあって“ザ・漢”みたいな性格です。沢瀬凛役・小澤廉さん(以下、小澤):凛は苦労人で、親の借金を肩代わりして返済している人物。そんななか表舞台ではニコニコしているんですけど、いざカメラやプライベートに入ると、すっと暗いというか……。まるで僕の生き写しのような役になっています。
牧野凪沙役・荒牧慶彦(以下、荒牧):凪沙は、カメラの前ではハキハキと元気なキャラクターです。もともとアイドル活動をやっていて、育田くん(植田さん)と同じグループにいました。本当の凪沙は気弱で人見知りですし、ネガティブなところもあるけれど、そのネガティブな部分を仲の良い瀬名征行(和田雅成)に頼る弟気質なキャラクターです。
瀬名征行役・和田雅成さん(以下、和田):征行は一見クールで口が悪く、勘違いされるところもあるけれど、そこにはブレない芯があって、凪沙のことになると真剣に考えたり、凪沙との時間が好きだったり……。
荒牧:(和田さんを見ながら)凪沙が大好きなんだね?
和田:……はい!(笑)

【前編】『REAL⇔FAKE』記者会見レポート 写真2
――当て書きされている役もあるということですが、脚本を読んで「自分はこう思われているんだ」とドキッとしたところはありましたか?和田:僕の役で「歌やダンスが苦手なので」っていうセリフがあって……。
一同:おぉ~。
和田:「おぉ~」じゃないよ! 練習して頑張ってるんだよ!(笑) ……そんな感じでちょくちょく自分のやりやすいように書いてくれている部分が多くて。
植田:のすけ(松村さん)の英語が喋れるっていう設定もそうだよね。
松村:はい、少しだけ喋れます。
台本中で言われているわけではないんですが、僕には「冷たい人間でいてほしい」というオーダーがあって。裏を返せば冷たい人間だと思われているのかなってドキッとしました(笑)荒牧:やはり“作品”でもあるので、当て書きのなかにも演じたことのない部分も入れてくれています。なので自分を出しつつも“キャラクター”を演じることができるのは面白いなと感じました。
植田:それ正解だわ……。
佐藤:(記者一同に)ここ「佐藤」って書いておいてもらえますか?
一同:(笑)
植田:「植田以下同文」でお願いします。(笑)

【前編】『REAL⇔FAKE』記者会見レポート 写真3
異なる7人。重なればどんな色になる?
――今回このメンバーでドラマをやると決まった時の感想は?松村:お話をいただいて嬉しかったのですが、嬉しさよりも緊張のほうが勝りました。皆さん先輩ですし、ドラマをはじめとした映像作品で共演することが少ない方たちばかりなので、どういう形で踏み込んでいけばいいか心配で……。ですが、一度撮影が始まると、笑顔あふれる現場で、幸せです。
植田:僕はこのメンバーでドラマをやらせてもらえるなんて、時代も変わったなあ、よし挑戦だ! という気持ちがあります。個人的には佐藤くんと共演するのが初めてなので、それが楽しみでした。
佐藤:メンバーは俺が尊敬している方達ばかりなので、一緒に演じられるのも楽しみでしたし、今日も面白いなって撮影していました。いい作品になるんじゃないかなと思います。小澤:錚々たるメンバーの中に入れて嬉しかったです。芸歴でいえば僕が一番浅く緊張するかなと思ったのですが……初めて全員と顔を合わせたときから楽しく撮影できたので、いい作品にできそうです。この先、楽しみです!
荒牧:個人的に見知った役者が多いですし、役者として尊敬できる人たちばかりなので嬉しいです。(小澤)廉の言った通り錚々たるメンツなので、観てくれたファンの方が喜んでくれるんじゃないかと思います。みんなのスケジュールを合わせるの大変だったろうな……(笑)。
和田:みんな活動している場は近いのですが、持っている色がそれぞれ違うという印象のメンバー。全員の7色が合わさったとき強いのかな、と。蒼井翔太くんや染谷俊之くんもいますし、その合わさった色が綺麗な色になればと思います。
⇒記者会見はまだまだ続きます。
【前編】まとめ
シリアスな要素が散りばめられたドラマ『REAL⇔FAKE』。もともと共演経験のある役者陣が多いだけあり、メンバー同士のボケとツッコミが止まらない……!? サスペンスドラマでありながら終始笑いの絶えない楽しい会見となりました。【後編】では見どころから共同生活についてのお話もお届けします。お楽しみに!ドラマ概要
■放送MBS:2019年9月1日(日)から9月22日 毎週日曜深夜0:50~
TBS:2019年9月3日(火)から9月24日 毎週火曜深夜1:28~
■脚本・監督
毛利亘宏(少年社中)
■出演者
荒牧慶彦 植田圭輔 小澤 廉 佐藤流司 松村龍之介 和田雅成(五十音順)
染谷俊之/蒼井翔太
■公式サイト:https://realfake-official.com/
■公式Twitter:@REALFAKE_info