雨が降らない日が続いた場合、貯水率は5日には42%程度まで減少する見込みだった。2月28日ごろから雨の日が続いたため、貯水率の低下スピードが緩やかになったとみられる。ただ劇的な回復には至っていない。
2番目に容量が大きな大保ダムの雨量は36ミリ、羽地ダムは25ミリだった。5日午前0時以降も、各地で断続的に雨が降っている。
福地ダムがある東村では、5日午前10時30分までの24時間降水量が、沖縄地方の全34観測地点のうち最も多い104ミリとなった。
沖縄気象台によると、本島地方は5日、気圧の谷や前線に流れ込む湿った空気により曇りや雨となり、所により雷を伴い激しく降る。6日も曇りや雨の見通し。