南城市出身のお笑い芸人・池城どんぐしが、地下アイドルキャラクター「いけあず」として異彩を放っている。2025年には最高の異端芸人を決める「MXグランプリ」で優勝。
行政書士資格を持つ43歳がピンクの安全ベスト姿でアイドルを演じる。甘い口調で歌い、踊るが、ふとした瞬間に中年男性の地の声がにじむズレが笑いを生む。
 芸人を志したのは小学生時代。加藤茶や志村けんに憧れ、「ボケの質が違う」と教師に言われたことが原点となる。大学卒業後にコンビを結成するも解散し、ピン芸人として活動を続けてきた。
 「いけあず」はメイド喫茶の店員との会話からは生まれた。「店員と同じテンションでしゃべったらしっくりきた」ことで、女の子キャラを思いついた。初めの頃は「芸人にはウケても客席は引いていた」と振り返る。しかし、衣装をピンクの安全ベストにしたことで反応が一気に変化。「見た目が大事だった」と語る。
 現在は週4~5本のライブに出演。芸名の「どんぐし」は「どんぐり」を幼児言葉のように変化させたもので「大きな木になりたい」との思いもこもっている。
「『いけあず』が子ども番組に出るくらい人気になったら面白い」と、次のステージを狙う。(社会部・真栄里泰球)
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「地下アイドル・いけあず」は43歳 MXグランプリ優勝・池城どんぐし 甘いキャラに潜む中年の声
「MXグランプリ」で優勝した池城どんぐし(提供)
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