【座間味】旧暦3月3日となった4月19日、座間味島で先祖代々受け継がれてきた伝統行事の清明(シーミー)、浜下り(ハマウリ)、流り舟(ナガリブニ)があった。流り舟は航海安全と大漁祈願の神事。
島中から集まった船は色鮮やかな大漁旗を掲げた。船上では太鼓の音が鳴り響き、奉納の歌やカチャーシーで大いににぎわった。
 船団はアゲナシク島やガヒ島などを回り、座間味港でも海上パレードをした。第三安清丸に乗って先頭を務めた最年長船長の宮平正俊(せいしゅん)さん(76)は、生粋の島人。「流り船は海の安全と豊漁を祈る島の大事な行事。これからも海に関わる人たちが心を一つにして、座間味の海を守り続けてほしい」と話した。
 流り舟に初めて乗ったイラストレーターで座間味村観光大使を務めるpokke104(池城由紀乃)さんは「五穀豊穣(ほうじょう)と航海安全の祈りに触れ、日常への感謝と世界に誇れる景色に出合えて感動しました」と語った。(青山寿江通信員)
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