「おいしい料理を出したいから。それに、安く抑えられるしね」。
琉球オリオンホテルの社員食堂を切り盛りする岡本俊哉さん(63)は、手作りにこだわる理由をこう語る。
 シェフ歴40年以上の大ベテラン。磨き続けてきた腕前で、手間を惜しまず作るランチは社内外から好評だ。
 1番人気は、手ごねハンバーグ。

1番人気のハンバーグを作る岡本俊哉さん=7日、琉球オリオンホテル那覇国際通り(金城拓撮影)
取材の日の献立はハンバーグ

 肉だねを前日から仕込み、一晩寝かせることで出てくる粘りけが肉汁を閉じ込める。ソースは、しょうゆベースで控えめに。タマネギとニンニクのコクがしょうゆの香りを引き出し、ジューシーなハンバーグによく合う。
 前日からピューレして仕込んだマッシュルームスープも絶品。おかわりする社員も多いという。ご飯は、白米か黒米を選べる。サラダ、小鉢、デザートも付き、栄養バランスも考慮する。
 おいしい料理を囲めば、自然と会話も弾む。
お昼時には全22席が埋まり、あちらこちらで笑い声が聞こえた。
 岡本さんは、調理の合間を縫って、食事の様子を何度も確認する。

同僚との会話を楽しみながら、ランチを楽しむ

 「どれだけ経験を積んでも、おいしく食べてもらえているか反応は気になる」。料理が残ったら、「何が悪かったのかを調べる」とプロ意識で向き合う。
 ほぼ毎日通うという営業部の川満俊也さん(62)は「好きな料理を取り入れてもらったり、苦手な野菜を抜いてもらったりと気遣いがありがたい」。社員たちは親しみ込めて、社食を「岡ちゃん食堂」と呼ぶ。
 ベテランの技術を頼られ、別の部署の応援に入ることもしばしば。「ごちそうさま」と最後の社員が出て行くころには、岡本さんはスイーツ作りに取り組んでいた。「今日もおいしく食べてもらえたみたい」と満足そうな笑顔を見せた。

丁寧にハンバーグを作る岡本俊哉さん
おいしい料理を食べれば会話も弾む
 

 
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【わが社のパワーランチ】琉球オリオンホテル「岡ちゃん食堂」 手間を惜しまぬベテランシェフの味
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