名護市辺野古の新基地建設を巡り、昨年4月に起きた工事作業船のサンゴとの接触で、沖縄防衛局が移植した大浦湾側の小型サンゴ類の群体約9%が消失していたことが分かった。元々生息していたサンゴ類も2%が消失した。
13日、環境対策を助言する環境監視等委員会で沖縄防衛局がモニタリング結果を報告した。

 防衛局によると、移植直後の2024年12月時点で3037群体あった小型サンゴ類は、昨年12月に2396群体まで減少。265群体は作業船の接触で消失した。元々生息していたサンゴ類は24年12月に2287群体だったが、1年後には2027群体に減った。接触による消失は35群体。
 作業船とサンゴの接触は昨年4月下旬に発生。大浦湾側の「S4地区」付近で、船がいかりを下ろさず所定の場所から外れて停泊していたところ、風に流されて接触したという。
 防衛局は損傷規模の調査を進め、県に事案の概要や再発防止策について報告していた。(政経部・新垣卓也)
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