沖縄気象台は18日、今月に入って竹富町西表島付近の海域を震源とする地震活動が活発化していると発表した。震度1以上の地震を16回観測し、このうち震度3は2回。
震源地は全て10キロと浅い。気象台は発生の要因を「はっきり分かっていない」としている。
 気象台によると、今月5日から西表島付近で体に揺れを感じる震度1以上が断続的に起きている。地震の規模を示す「マグニチュード(M)」1以上は4月10日ごろから周辺で観測されているという。震源地は島の北側5~8キロの位置に集中している。
 18日午前8時21分ごろには島の南側の大原集落で推定M4・6の震度3を観測した。石垣島や黒島でも震度2の揺れがあった。その後も震度2~1の地震が続いた。
 西表から北北東には海底火山があるが、今回の地震との因果関係は不明。
 この地震を受けて、島民の間で不安が高まっている。カヌーツアーなどのガイドをしている前大(まえお)敏夫さん(64)は「今朝の地震は『ドーンッ』と突き上げられるような揺れで怖かった。毎日4、5回の揺れを体に感じる。
大きいのだけは来ないでほしい」と心配した。
 竹富町によると、これまでの地震による被害報告はない。気象台は日ごろから地震や津波への備えを呼びかけている。
(社会部・屋比久賢太)
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