J2藤枝の槙野智章監督(39)が19日、北中米W杯(6月11日開幕)の日本代表に3大会連続で選出されたMF遠藤航(33)=リバプール=へエールを送った。J1浦和では2016年から2季ともに戦い、18年ロシアW杯ではともにメンバーに選ばれた。

「キャプテンとして、新しい景色を見せてくれると思っています」と期待を寄せた。

 槙野監督は、ロシアW杯で印象に残っている出来事を振り返った。出場機会なく大会を終えた遠藤が、帰国の際に「このままじゃ自分もそうだし、日本もそうだから、厳しい環境に身を置かないといけないです」と話していたことを今でも覚えている。現状に満足しない強い向上心を感じたという。その後、遠藤は同年夏に浦和からベルギーリーグ・シントトロイデンへ移籍した。

 槙野監督は現役引退後にテレビ番組の取材で遠藤のリバプールの自宅を訪問。自費で整備したというトレーニングルームに驚かされたという。「見たことがないような重さを置いている部屋だった。普通のクラブハウスにはないような錘(おもり)もあった。家でもしっかりトレーニングして、サッカーに集中できる環境を整えている」。遠藤は2月に左足首を骨折し、回復度が気になるところだが、槙野監督は「いろんなものを犠牲にして準備していると思うので、W杯でも活躍してほしい」と願った。(伊藤 明日香)

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