【石垣】石垣市内の小中学生29人が、16日から5日間の日程で姉妹都市の台湾宜蘭県蘇澳鎮(すおうちん)でホームステイをしながら現地の子どもたちと交流した。台湾有数の水産拠点となっている蘇澳鎮の特徴を生かし、特産のシイラを使ったつみれ団子作りなどを体験した。

 ホームステイは、石垣市教育委員会が主催。これまでに新型コロナウイルスの感染拡大で3回中止され、今回で計8回目となる。蘇澳鎮は少子化の中で受け入れ態勢を維持するため、隣接する冬山郷から中学校1校に協力を求め、小中学校計7校で対応した。
 李明哲(リミンチェ)鎮長は「蘇澳鎮ではこれまで約200家庭が参加した。蘇澳と石垣、台湾と日本の交流を深め、意義深い」と話した。
 蘇澳鎮の南方澳漁港は日本統治期に整備され、沖縄の漁民も利用した。現在はサバとシイラが特産で、クロマグロの水揚げでも知られる。
 つみれ団子作りは同漁港周辺で18日に行われ、野底小5年の宇野辰里さん(10)と伊野田小5年の石陽貴さん(10)は、永楽小学校の5年生5人と参加した。
 漁業文化の普及や継承に取り組む宜蘭県討海文化保育協会の簡秀慈(ジエンシウツ)理事長から作り方を教わり、宇野さんは「シイラのすり身を水に入れると、すぐに固まるのが不思議だった」と振り返った。つみれ団子はその場でスープとして調理され、石さんは「おいしい。鍋に入っている団子に似ている」と味わった。
 蘇澳鎮の恒例行事サバ祭りの体験もあった。
そろいの衣装を着て、旗を掲げたり、サバの形をしたかぶりものをかぶったりした。
 30日からは、蘇澳鎮の小中学生27人が石垣市内でホームステイする。(松田良孝台湾通信員)
石垣の子、台湾のサバ祭り体験 シイラの団子作りも 29人がホ...の画像はこちら >>
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