俳優の松田龍平が、7日放送のNHKのプレミアムドラマ『舟を編む ~私、辞書つくります~』(毎週日曜 後10:00 全10回)の第8話にサプライズ登場した。

 辞書作りにかける情熱を描いた、三浦しをんのベストセラー『舟を編む』。
今回のドラマでは、原作の主人公・馬締光也ではなく、新入り社員・岸辺みどりの視点で描く。大人気ファッション誌の編集部員で、雑誌の廃刊によって辞書編集部に異動となる主人公・岸辺を池田エライザ、ぼさぼさ頭で超がつくほどの生真面目な上司・馬締を野田洋次郎が演じる。出版社・玄武書房の宣伝部の西岡役で向井理が出演する。

 第8話では、事前に出演発表のなかった松田がサプライズで登場。辞書「大渡海」のデジタル版の開発者の役で、「~けど」という語尾と共に繰り出すジョークで、馬締(野田洋次郎)と西岡(向井理)を翻弄した。

 野田と松田は、親友と公言する仲。
今回、野田のドラマへの想いを聞き、松田が野田との親交、そして10年前に同作の映画版で馬締役を演じた縁から、出演を希望したという。しかし現場では野田が「(松田が)出たいと言った」、松田は「(野田が)出てほしいと言った」と、互いに譲らず笑いを巻き起こし、仲の良さを見せていた。