俳優の前田拳太郎、奥智哉が7日、京都・東映太秦映画村にある太秦江戸酒場 夜桜花吹雪でテレビ朝日ドラマ『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(毎週水曜 深0:15、24日スタート)の『君とゆきて咲く~新選組青春録~-壬生寺と新選組-トークショー』に登壇した。

 トークショーは、鎌切大作役の前田、深草丘十郎役の奥に加え、新選組に縁深い壬生寺の松浦俊昭貫主も参加。
役衣装で登場した2人。前田は「ドラマが始まる前に、この衣装で会えると思っていなかった」と笑顔を見せた。

 フレッシュな顔ぶれがそろった本作。撮影現場の空気を問われると前田は和気あいあいとした現場で、みんな仲が良い。京都で撮影しているので合宿みたい。青春を取り返したような」とにっこり。
撮影終わりに、ご飯に出掛けることも多いそう。奥は「撮休の日に出掛けて、京都を楽しんでいます。この短期間で、こんなに仲良くなったのは初めて。共演者というより友だち。みんな、扱いが雑になっていってます(笑)」と笑った。

 新選組といえば、浅葱色のダンダラ羽織。
本作は、そのイメージも一変させようと衣装や髪型も、それぞれ違ったものになっていることもアピールされた。松浦氏は「この衣装で令和の京都の街を歩いても違和感がないと思う」と話し、お墨付きだった。ダンダラ羽織は芹沢一派が作ったそうで「数も少なかったし、実際に着た人も少なかったらしい」と松浦氏は明かす。さらに、現在の大丸で作られたというが「現在に至るまで、まだお支払いされていないそうです」と松浦氏が裏話。前田と奥は爆笑だった。

 水曜深夜の『スーパーバラバラ大作戦』枠に誕生する“シン・時代劇ドラマ”である本作は、日本漫画史に燦然たる功績を残した手塚治虫氏(※塚は旧字体)の隠れた名作『新選組』を初映像化。
幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春をいまだかつてない視点とスタイルでエモーショナルに描く。