グローバルボーイズグループ・JO1の川西拓実が15日、都内で行われた映画『バジーノイズ』(5月3日)の完成披露試写会に参加した。

 初主演作の映画が完成。ようやくファンに届けることができることになった。緊張した面持ちの川西は「見ての通り緊張しています」と苦笑い。それでも「すごく楽しみで。初めての主演映画ということで思い入れがあって。一生忘れられない作品になるので、みなさんに早く観てもらいたい気持ちが1番あります」と笑顔を見せた。

 鑑賞した感想を問われると「1回見た時は本当に少し恥ずかしいと言いますか」とはにかむ。それでも「自分がまさか大画面スクリーンに映し出されると、これまでの人生の中で思ったことなかったので、少し恥ずかしいなっていう気持ちと、これは見てくださる方に絶対に後悔させない作品になったなと僕自身も改めて観て思いました。本当にたくさんのチャレンジがあった作品なんですけど、僕の中でやってよかったな、チャレンジしてよかったなと思いました」と充実感をにじませた。

 『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館刊)で連載開始直後から、その登場人物たちの心理描写のリアルさ、DTM(デスクトップミュージック)を題材に誌面を飛び越えてくるかのような独特な音楽表現とタイムリーなテーマ性でSNSを中心に熱い支持と共感を集めた、むつき潤氏の同名漫画が原作。従来の音楽漫画とは全く違った、デジタルネイティブ世代における音楽漫画として大きな話題を呼んだ原作を、日本中に社会現象とも言える人気を巻き起こしたドラマ『silent』の監督を務めた風間太樹がメガホンをとり映画化した。

 舞台あいさつには、桜田ひより、井之脇海、柳俊太郎、円井わん、風間太樹監督も参加した。