中条は前夜に甲子園球場で行われた阪神タイガースの試合で始球式を務めたが、右投げなのに右足をあげてしまい、パニックになった様子が話題に。
中条は、舞台裏で中林から「あれ(ファーストピッチでのハプニング)、ネタでやったん?本気?」と聞かれたと明かした。そして「『あまろっく』を背負って甲子園のマウンドに立ってると思ったら舞い上がってしまって。左足を上げて練習していたのに、本番では右足を上げてしまって。『あれ?投げられへん』と思ってパニックになってしまいました」と苦笑。
それでも、江口が「最後はバシッと決める女なんで」と絶妙なツッコミ。また、中条について江口は「気持ちが柔らかくて全てを受け入れてやってみる姿勢がすごい。すごくお茶目で、面白いことが大好きな人で。皆さんが思ってるイメージ以上にやんちゃな人です」と語っていた。
そんな中条にオファーした理由を、中村監督は「2時間丸々関西弁でしゃべってる中条さんが見たかった。東京ガールズコレクションではなく三和商店街を歩いてほしかった」と説明。
尼崎市を舞台に、笑って泣いてロックに生きる家族を描くストーリー。中村和宏監督がメガホンをとり、江口、中条、中林のほか、笑福亭鶴瓶ら関西出身キャストがそろった。理不尽なリストラで失業し、尼崎に戻ってきた39歳の近松優子(江口)はニートのような日々を送っていた。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が口グセの能天気な父(鶴瓶)が突然、再婚すると言い出し、20歳の早希(中条)を連れてきて…。東京などでは19日公開。