19日にスタートするテレビ朝日系金曜ナイトドラマ『JKと六法全書』(毎週金曜 後11:15)の囲み取材会が同作のロケ地にて行われ、主演の幸澤沙良のほか大東駿介黒木瞳が登場した。

 本作は、史上最年少で司法試験に一発合格した、現役女子高生弁護士=JKB・桜木みやび(幸澤)が、法廷&学校で旋風を巻き起こしていく“法曹×学園”ハイブリッドドラマ。ヤメ検の先輩弁護士・早見新一郎を大東が、みやびの祖母(!?)で桜木法律事務所所長・桜木華を黒木が演じる。

 本作で座長を務める幸澤だが、「まだ“座長”という響きに慣れていなくて…」と戸惑いの表情を見せつつ、「大東さんや黒木さん、スタッフさんに助けていただきながら日々手探りですが、毎日楽しく撮影させていただいています」と初々しさものぞかせる。

 しかし大東によると、本作で初めて会った際に「一応、先輩ですので『幸澤さんを引っ張っていけるように頑張ります!』と言っていた」そうだが、今では「見事に僕が引っ張られている状態(笑)」だと明かす。さらに「とんでもない長いセリフも、リハを含めてトチっているところを見たことがありません。その姿に、横にいる僕がどんどん緊張してしまって…一言だけのセリフを噛んでしまうという(笑)」と苦笑い。

 また、黒木も「沙良ちゃんはメリハリの利くお芝居もなさるし、ユーモアのセンスもあるし、本当に天才肌!」と大絶賛。そんな2人の言葉に「そんな…!」と恐縮しきりの幸澤だったが、早くも大先輩の大東と黒木から厚い信頼を得て、現場を引っ張っていっていることをうかがわせた。

 “失敗談”についての話題になると、幸澤は「結構シリアスなシーンで大東さんのセリフが一瞬飛んでしまったことがあるんです。それは私にカメラが向いているときだったんですけど、大東さんが『アレがアレで、アレがアレなんだよ!』とおっしゃっていて、笑いが堪えられませんでした(笑)」と、まさかの大東の失敗を暴露。慌てる大東だが、黒木から「乗り越えられない壁はあります。乗り超えなくてもいい!また、いつか乗り超えられる日もあるからね」と温かい言葉がかけられると、幸澤は「勉強になります!」と感動する一方、大東は改めて「しっかりします!」と誓い、笑いに包まれた。

 ほかにも、法律関連のみ天才的な能力を発揮する主人公・みやびにちなんで「何か1つ何かの天才になれるとしたら?」と問われると、幸澤は「暗記の天才になりたいです!」と長ゼリフを覚えるのに苦労していることを明かす。それでも「裁判のシーンはクライマックスだと思うので、見てくださる方々に『あのシーンよかったよね』と言っていただけるようにしたいので、毎日筋トレしながら必死でブツブツ覚えています!」と語る。そんな幸澤は意気込みを聞かれると、「SIGです!」と宣言。「精一杯、頑張ります」と力強く語った。