佐川さんは、歌手として1960年「二人の並木径」でデビューし、NHK紅白歌合戦には通算4回出場した。
中村監督は「先行初日にお亡くなりになった。現場ではすごく良い空気を作ってくれた」と感謝。さらに「この世界入って初めてやったのが中村玉緒さんのドラマで、助監督のフォースだった。
『あまろっく』で佐川さんは鐵工所の職人・高橋鉄蔵役を演じた。中村監督がオファーした際、「『カムカムエヴリバディ』で芝居やめた」と断られたというが、「お前が言うんやったら、これ最後にするから」と受けてくれたという。「めちゃめちゃいい芝居をしていただいた」としのんだ。
中条、駿河も黒を貴重としたコーデで、笑顔で撮影の思い出話に花を咲かせた。中条は「私自身もすごく愛おしくて大切で大好きな作品になりました。
尼崎市を舞台に、笑って泣いてロックに生きる家族を描くストーリー。江口のりこ、中条がW主演し、笑福亭鶴瓶ら関西出身キャストがそろった。理不尽なリストラで失業し、尼崎に戻ってきた39歳の近松優子(江口)はニートのような日々を送っていた。ある日、「人生に起こることはなんでも楽しまな」が口グセの能天気な父(鶴瓶)が突然、再婚すると言い出し、20歳の早希(中条)を連れてきて…。