声優の天崎滉平(※崎=たつざき)、ギタリストのMIYAVI、歌手で俳優の満島ひかりが10日、都内で行われた人気アニメ『コードギアス』シリーズの新作アニメーション『コードギアス 奪還のロゼ』第1幕の上映記念舞台あいさつに登壇した。

 ロゼ役を天崎、オープニング主題歌「Running In My Head」をMIYAVI、エンディング主題歌「ロゼ(Prod.TeddyLoid)」を満島が担当。天崎は「アフレコに携わらせていただいたのが2022年から始まってたので、ようやく皆さんに見ていただける日が来たことをすごくうれしく思っております。アフレコが始まったのが2022年ですから、もうそれよりももっと前から大橋監督はじめスタッフの皆様が作品に携わられて、ようやくの思いで今を迎えていらっしゃると思う。ロゼ役としてここでお話できることがすごくうれしいです」と笑顔を見せた。

 すると、MIYAVIが「本物のロゼなんでしょ?」と問いかけ、すぐさま天崎はロゼの声で「そうなんです」と反応。MIYAVIを笑顔にさせた。また、ロゼと重要な関わりのあるキャラクターについてMIYAVIが「どっちもやるという選択肢はなかったの?」と質問が。突然、2つのキャラクターを演じることになり、無茶ぶりされた天崎は実践。ただ、グダグダになってしまい、天崎は「MIYAVIさん、無理ですって!」と大慌てで、大橋誉志光監督から「今の声だと(オーディションで)落としてます」と返されて会場は大爆笑だった。

 新作アニメは全4幕で5月より公開され、第1幕は5月10日、第2幕は6月7日、第3幕は7月5日、最終幕は8月2日から劇場上映される。また、6月下旬より「Disney+ (ディズニープラス)」でも全12話で世界独占配信される。

 『コードギアス』シリーズは、2006年に『コードギアス 反逆のルルーシュ』全25話、08年に続編『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』全25話がテレビアニメとして放送された人気作品。

 スピンオフ作品やコミカライズ、イベントや舞台化などメディアミックス展開されており、2017年にNHKが行った、日本で制作された約1万タイトルの作品から、視聴者投票でベストアニメを選出する企画「ベスト・アニメ100」で7位にランクインするなど、2000年代を代表するアニメ作品として知られている。

 『コードギアス 奪還のロゼ』は新たな主人公、ロゼとアッシュ、2人の兄弟が繰り広げる“奪還”の物語となり、監督は大橋誉志光、シリーズ構成は木村暢、キャラクターデザイン原案はCLAMP、キャラクターデザインは木村貴宏、島村秀一とこれまでのシリーズを支えた豪華スタッフも集結。ロゼ役は天崎滉平、アッシュは古川慎が務める。