早見和真氏の同名小説を実写化。
本作の重要な役の一人であり、物語を翻弄する“謎の女”役で高岡早紀の出演が決定した。
道上と同じ東都新聞で働く社会部の記者・山中尊志(やまなか・たかし)を演じるのは丸山智己。数々の作品で存在感を放つ名バイプレーヤーとして活躍する丸山だが、TBS連続ドラマへのレギュラー出演は、15年の火曜ドラマ『マザー・ゲーム~彼女たちの階級~』以来となる。本作で演じる山中は、道上の社会部時代の先輩。
また、文芸部で働く道上の後輩記者・青山直樹(あおやま・なおき)を曽田陵介が演じる。曽田は、恋愛リアリティー番組への出演で若者から絶大な人気を獲得し、俳優としても数々の話題作に出演。TBSドラマへの出演は23年の金曜ドラマ『トリリオンゲーム』以来となる。若さゆえの未熟さはあるが、社会部志望の記者ならではの探究心と行動力を備える青山は、明るくガッツもあり周囲から愛されるキャラクター。
■コメント
<高岡早紀>
『笑うマトリョーシカ』の著者、早見先生の「この本の主人公が僕は好きです」という言葉がありましたが、登場人物全員が清家一郎という人物に興味があり、誰もが彼の内心を探ろうとする、何とも滑稽で面白い本です。私はその中で「謎の女」という役をいただきました。ドラマの中で「最高の謎スパイス」を振り撒いていきますので、どうぞお楽しみにしていてくださいね。
<丸山智己>
自分とは何者なのか。そう考えたことがある人は多いのではないでしょうか。
<曽田陵介>
原作を読ませていただいて、人間の本質的なところが描かれており、底知れない怖さ、またその魅力を感じました。青山は水川あさみさん演じる文芸部の先輩「道上 香苗」をサポートする後輩という役柄です。若さゆえの勢いと好奇心旺盛なところがあり、時に道上さんに振り回されてしまうこともありますが、そんな姿も楽しんでいただければ幸いです。今回「記者役」は初めて挑戦するので、後輩記者らしく先輩の背中を追いかけ成長していく、そんな青山を等身大で演じさせていただければと思います。