ロックバンド・NoGoDが24日、公式サイトとSNSを通じ、同日の大阪公演と、あす25日の神戸公演について、両会場に爆破および殺害を予告する脅迫メールが送付されたとし、中止を発表した。

 同バンドは先月14日より全国ワンマンツアー『NoGoD ONE MAN TOUR-2024-【omnibus】』を開催中だが、きょう24日の心斎橋CLAPPER公演、25日の神戸VARIT.公演について「急遽開催中止を決定しましたことをお知らせいたします」と伝えた。


 続けて「両会場に対し、5月23日(木)午後に本公演会期中の爆破及び殺害予告の脅迫メールが送付されました。会場、出演者、管轄の警察も含め協議をした結果、イベントの運営を安全に行うことが困難と判断いたしました」と中止に至った経緯を説明。「NoGoDを特定した脅迫メールでは無く、警察側も愉快犯である可能性が非常に高いとの見解ですが、人命の安全を第一に考え公演中止の判断に至りました」と伝えた。

 爆破予告の概要については、「心斎橋CLAPPERへは5月24日(金)&25日(土)の期間、神戸VARIT.へは5月25日(日)を指定し、それぞれスタッフ及びお客様を巻き込む主旨の内容の爆破予告メールがCLAPPERへ5/23(木)14:43、VARIT.へ同日14:47に送信されました」と説明。

 その後の対応についても「会場スタッフ様より即座に大阪南署、神戸生田署へ連絡していただき、アクセスログ及び被害届を提出し捜査を依頼しております」とした。

 そして「突然のお知らせになってしまい、公演を楽しみにされていたお客様、関係者の皆様には大変なご迷惑をお掛けし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しつつ、「弊社としても被害届の提出と共に、捜査機関と連携の上、法的措置を含め本事案の解決に向けて全力で取り組んでまいります」とし、「引き続きご支援を賜りますようお願いいたします」と呼びかけた。