俳優の木村文乃(37)と6人組グループ・SixTONESの田中樹(29)が21日、大阪市内で開かれた主演のドラマ「WOWOW×J:COM『連続ドラマW I, KILL』第1話特別上映会 in 大阪」の舞台あいさつに登場した。
歓声を受けて田中と共に登場した木村はあいさつで「おおきに」と関西弁を披露。
「うれしいですね。皆さんすごく歓迎してくださる」と来阪の喜びを語った。
同作は京都をはじめ、関西圏で撮影を行った。木村は関西に対する感想を聞かれ「『満月ポン』。知らなかったんです、関東にはなくて。現場に置いてあって、食べたら”なんだこれ?おいしい!”ってすごい感動して、それをXでつぶやいたら、なんと本社の方がたくさん贈ってくださって、満月ポンに困らない生活をしています」と明かした。
撮影の思い出も込められた「満月ポン」に対して「これから満月ポンを見るたびに、『 I, KILL』の現場を思い出します。過酷だったなつって」と話し、笑いを誘った。
ドラマはWOWOW と松竹・松竹京都撮影所がタッグを組んだ初の完全オリジナル大型企画。全6話で構成され、18日からWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで放送・配信中。
天下分け目の戦い・関ヶ原の合戦から 35 年後。移り行く時代の中でようやく平和な世を取り戻しつつあった日本に突如現れた、人を襲い、喰らう化け物。
「群凶(Gun-kyou)」と呼ばれるそれらが発生すると、幕府は密かに討伐衆を派遣し、群凶とその地域を焼き払い隠蔽していた…。そんな騒ぎを知らない遠く離れた宿場・多胡宿。忍びであった過去を隠すお凛(木村)は、医師・源三郎(高橋克実)の助手として、血のつながらない娘のトキ(田牧そら)とともに平和に暮らしていた。ある日、トキの病気を治す薬をもらうため、遠く離れた村へ旅をすることに。村に着くと、血や人肉などがいたるところに散らばっている。そして、姿形が恐ろしく変わった群凶たちがお凛を襲う。その時、お凛は、過去のとある苦々しい記憶を鮮烈に蘇らせる。ここから我が子のように大切な娘・トキを守るための、お凛の壮絶な旅が始まるのであった。一方、人の意識を持ったまま群凶になってしまい、過去を持たず苦しみを抱える“半群凶”の男・士郎(田中)。忌み嫌われ幽閉されていた彼は、自分が何者なのかルーツを知るために、とある人物を探していた。
舞台あいさつには、3、4話で監督を務めた服部大二氏(53)も登場した。