ハン・ソヒは、2017年にドラマ『ひと夏の奇跡~Waiting for you』でデビュー。その後も『夫婦の世界』『マイネーム:偽りと復讐』『わかっていても』『サウンドトラック#1』など、数々の作品で幅広い演技を披露してきた。
「ソヒちゃん、待ってるよ~」というファンの声に応え、ハン・ソヒはふんわりとしたミニワンピースにロングブーツを合わせたスタイルで登場。「お会いできてうれしいです」とほほ笑み、「でも、(客席が暗くて)皆さんが見えなくて心残り…(客席に電気がついて)あ!見えた!かわいくおしゃれをして来てくださってありがとうございます」と、愛嬌たっぷりにコメントして会場を温かい空気で包み込んだ。
イベント前半では、「BEST SCENE TOP3」と題してファンが選んだハン・ソヒの名シーンTOP3を発表。ハン・ソヒの予想通り、『わかっていても』でのナビ(ハン・ソヒ)とジェオン(ソン・ガン)の初めての出会い、緊迫感あふれる『夫婦の世界』でソヌ(キム・ヒエ)の病院でダギョン(ハン・ソヒ)が妊娠を知るシーン、『マイネーム:偽りと復讐』でムジン(パク・ヒスン)に会いに行く道でのアクションシーンが選ばれた。
それぞれのシーンの裏話も披露。特に、視聴者を驚かせた『マイネーム:偽りと復讐』での本格的なアクションシーンについては、「武術監督とともに3ヶ月前から平日5日間の特訓をしていた」と明かし、「その成果もあって、アクションは大丈夫だったのですが、テイクを重ねるので、体力が失われていくことが大変だった」と振り返った。
前半と後半の間には、ファンミーティングのために制作されたショートムービーも上映。「私にとってファンの皆さんは、力をくださる存在なんです。なので、ファンの皆さんは私が守らなきゃと、大切に思う方たちです」と語るように、ファンへの想いとファンミーティングまでの道のりを、真骨頂とも言える演技力で表現した。
イベント後半では、ファンとのゲームを楽しんだほか、aespaの人気曲「Whiplash」などのダンスパフォーマンスも披露。
終盤にはファンとのフォトタイムも実施。客席が一斉に「ソヒはソサモにとって、輝く宝石だよ」というスローガンを掲げると、ハン・ソヒは目を潤ませながら「ありがとうございます!」と日本語で感謝。「時間が本当に早く感じました」と名残惜しさをにじませつつ、「日本にはもっと頻繁に来ます」と約束した。
また、ファンミーティングに参加した全員に、ハン・ソヒが私財で用意したTシャツやポスターがプレゼントされた。彼女は照れ笑いを浮かべながら「ファンミーティングは、貴重な時間を割いて来てくださるわけですよね。なので、私ができる最大限はなんだろうと考え、準備させていただきました」と、ファン思いな一面をのぞかせた。
今回のファンミーティングワールドツアーは、7月12日のバンコク公演を皮切りにアジアおよびヨーロッパ各地で開催され、最終公演は10月26日のソウル公演となる。