「子どもりょうり絵本 ジブリの食卓シリーズ」では、スタジオジブリ作品に登場した食べ物や、作品世界からイメージして制作したオリジナルレシピを紹介。
ふしぎの町に迷い込んだ千尋の両親が口にした「お母さんが食べたとり料理」「お父さんが食べたふしぎな食べもの」、湯屋のボイラー室でくすり湯の調合をしている釜爺が食べていた「釜爺の天丼」など、数々の食シーンをふりかえりながら、家でつくるための調理プロセスが紹介されている。身近な材料で、料理がはじめての子どもでも作れるように、料理工程は工夫されており、難易度を示すレベルマークもついているので作りやすいものからチャレンジできる。
「リンがくれたあんまん」の説明には、「湯屋での初仕事を終えた千尋は、外をながめながらひと休み。リンが持ってきてくれたおまんじゅうは、見るからにふわふわ!中にはあんこがたっぷりつまっています」、「苦くないにがだんご」の説明には、「とうふ入りのもちもち白玉に、よもぎパウダーをまぶせば、あのふしぎなおだんごにうりふたつ!苦くないからだいじょうぶ!黒みつをかけてめしあがれ」とある。
同誌にはほかに、「ススワタリの金平糖風」、「ハクがくれたおにぎり」、「湯屋『油屋』のごちそうより うず巻きロールといかの詰め物」、「銭婆の家のケーキ」、子どもりょうり絵本オリジナルレシピ「イモリの黒焼きクッキー」が掲載されている。