本作は、大石氏がNHK大河ドラマ『光る君へ』以来初の連続ドラマを手がけ、夫婦の愛を問う令和のホームドラマ。松と阿部は、映画『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(2015年)以来、10年ぶりとなる夫婦役で“マリッジ・サスペンス”という新境地に挑む。
『しあわせな結婚』スピンオフドラマ前編では、病院のエレベーターで運命の出会いを果たした幸太郎(阿部)とネルラ(松)の結婚前の貴重なエピソードが描かれる。ある日、ネルラの家を訪ねたレオ(板垣李光人)。すると不在のネルラに代わり、なぜかバスローブ姿でくつろぐ幸太郎がいた。恋人はいないはずの姉の家で見知らぬ男がくつろいでいる、しかもバスローブを着て…と、驚いたレオはすぐさま考(岡部たかし)に報告。
すると、空き巣?変態?変態の空き巣?…と、考は大慌て。レオは考とともにネルラの家に戻り、幸太郎を問い詰める。さらに、寛(段田安則)にも報告すると、さらなる大騒動へと発展。そんなこととはつゆ知らず、ネルラは一体どこへいってしまったのか。そして、幸太郎は無事に誤解を解くことができるのか。
このスピンオフドラマでは、ドタバタの大騒動となった幸太郎とネルラの家族との初対面のほか、知られざる幸太郎とネルラのプロポーズ秘話も描かれていく。