持ち出された社内資料には、同社の顧客である宿泊施設(255施設)の担当者(481人分)の名前やメールアドレス、電話番号、勤務先、役職、所属部署など、名刺記載情報ほか。また、同宿泊施設を担当する同社従業員の氏名や所属(55人分)なども含まれる。
対応として、元従業員に対しては、「厳正に対処するとともに、本件持ち出しの対象ファイルの削除を要請し、すでに削除済みであることを確認しております」と説明。
対象となる宿泊施設および担当者には、「個別にご報告とお詫びを進めております」とした。このほか、個別の連絡が難しい担当者には、「じゃらんnetサポートデスク」とした「お問い合わせ窓口」を設置し対応する。
なお、きょう8月1日時点において、「上記以外の本件持ち出しに起因する個人情報の漏えいは確認されておらず、退職後の元従業員による社外での営業活動において、本情報が使用されたという情報提供が1件寄せられたことを除き、本件持ち出しによる二次被害およびそのおそれは確認されておりません」と説明した。