この日は第1話が上映されたあとにトリプル主演を務める秋田汐梨、影山、高田里穂が登壇してトーク。影山は、グレーのセットアップに白トップスという清潔感のある衣装で爽やかに登場した。オファーを受けたときの感想を問われると、影山は「素直にうれしかったです」とし、「まず(IMP.の)メンバーに“決まったよ”っていうのを報告させてもらって」と明かした。対するメンバーの反応については「自分のことのように喜んでくれて。すぐに原作も読んでくれて、この子どうなんの?とか、すごく興味を持ってくれた」とし、「それがすごくうれしかったなっていうのはありますね」とにっこり。「リアタイしてくれるみたいです」と声を弾ませながら伝えた。
本作で演じる優馬については、「お父さんが医者であり、その跡継ぎをして自分も医者に。そして恋人もいて、すごくかっこよくて、優しくてっていう、もう全部そろってるじゃないですか」と完璧ぶりを説明し、「単純に原作読ませていただいたとき、嫉妬しましたね」と率直に明かした。また「普段の“影山拓也”という人物と結構ギャップがあるなっていうのは個人的に感じた」とし、「原作のファンの方もたくさんいる中で、映像を見たときに優馬っていう人物に納得してもらえるように、撮影期間中も、台本いただいたときも、ずっと優馬のことを考えてました」と振り返った。「優馬って、自分が言葉を発するお芝居よりも、受け止めて表情でお芝居するというのが多いのかなという印象もあったので、その難しさはありました」としながら、「それが逆に、すごく楽しくて、いい経験になったなっていうのはありました」と前向きに語った。
司会から「共感できるポイントはありますか?」と問われると、「全部そろってるじゃないですか。共感できる部分、なんだろうな…」としばし悩んだのち、「身長が高いところ」と答え笑いを誘った影山。
本作は、美桜せりな氏による同名の人気コミックスを実写化。恋も仕事も順調だった妹・愛子(秋田)が突然階段から転落し、意識不明となって、目覚めると…なぜか幼なじみで恋人だった優馬(影山)が姉・紗栄子(高田)と結婚していた。仕事のチャンスも失い、想像を絶する悲劇に巻き込まれ、次々と愛子を襲う展開と、愛子・優馬・紗栄子を巡る愛と復讐に思わずのめり込んでしまう愛憎サスペンス。
脚本は、『ようこそ~家族のかたち~』『離婚後夜』『肝臓を奪われた妻』などの映像作品を手掛けた遠山絵梨香氏、監督は、『低体温男子になつかれました。』『ホンノウスイッチ』『青島くんはいじわる』などで監督を務めた藤澤浩和氏のタッグで描かれる。