誰かの恋の終わりは、誰かの恋のはじまり…すべての恋はどこかでつながっている――。
この世のすべてのものに必ず訪れる“終わり”を、切なさだけでなく前向きに捉え、宝物のような温かいメッセージへ。今作が初共演となる葵と神尾が、“この秋一番泣ける恋愛ドラマ”を届ける。
羽沢由宇(葵)と大崎真央(神尾)は高校の同級生で、美術をきっかけに距離を縮めた恋人同士。夢中になって絵を描く真央の姿に心を奪われた由宇は、真央のことが大好きだった。しかし、大学進学で遠距離になった2人は次第にすれ違い、やがて社会人に。果たして“運命の恋”の行く先は…。由宇と真央の姿や2ショットティザービジュアルが公開された。
原作は、冬野夜空氏による同名の超短編集。140字でつづられたさまざまな切ない恋のエピソードが、SNSを中心に共感が寄せられ、シリーズ累計発行部数は55万部を突破している。
ドラマでは、原作の全3巻に収録された146のエピソードから、8つのエピソードをモチーフとして抽出し、連続ドラマ化。
さらに今回、ショートドラマの展開も決定。ドラマ本編では描かれない原作エピソードをもとにしたショートドラマが、SmartNewsアプリ内などで全10本配信される(9月以降を予定)。
■羽沢由宇(はざわ・ゆう)役・葵わかな コメント
――脚本を読んだ印象は?
タイトルの通り、切なさが常に漂う物語だと思いました。
恋の始まりや終わりだけでなく、人が成長していくこと、変わっていくことやそれでも変わらない事など、どこか切なさが描かれていると感じます。 私が演じる由宇も、真央と特別な出会いをするけれど、人生の中で変化の大きい10代~20代の中で、抗えない変わりゆくものにとても影響を受けていて、私も過ごしたことのある時期なので共感する部分は多い気がします。
――初共演の神尾さんの印象は?
作品などで拝見させていただいていて、独特な雰囲気をお持ちで、クールそうだなと思っていましたが、実際にはすごくフランクな人で、同い年だということもあって、力を合わせて楽しく現場を過ごせていると思います!真央と由宇のシーンをこれから重ねられることが楽しみです。
――視聴者の皆様へメッセージをお願いします。
きっと共感していただける作品になると思います。10月の放送までまだ時間がありますが、皆さまに届く日を思いながら撮影頑張ります!楽しみに待っていてくれたらうれしいです。
■大崎真央(おおさき・まお)役・神尾楓珠 コメント
――脚本を読んだ印象は?
恋愛をしたことがある人なら共感できるようなシチュエーションや描写が多く出てきており、共感すると同時に胸がぎゅっと締め付けられるような気持ちになりました。僕が演じる真央は優しくて、柔らかくて、でもどこかつかみどころのないキャラクターだと思いました。
――初共演の葵さんの印象は?
本読みの時に初めてお会いしたのですが、細かいところまで監督に質問していたり、すごく真面目で熱心な方だと思いました。でも現場で話していくうちに、僕のしょうもないノリにも乗っかってくださり、意外な一面も見つけることができました。あとすごく姿勢が良いです。
――視聴者へメッセージをお願いします。
きっと共感してもらえるシーンが多々あると思うので、真央に限らず、共感しながら楽しんでいただけたらと思います。
■原作・冬野夜空氏 コメント
旧Twitter時代に書いていた1投稿で読み切れる140文字の物語が、書籍化を経てついにドラマになって地上波へと羽ばたくことになりました。すべての恋が終わるとしても、通称すべ恋。本作を原作として、脚本家の三浦さんがさらに素敵なストーリーを組み立ててくださり、葵さんや神尾さんをはじめとしたキャストの方々に、文章では表現しきれない動きや彩りを、ドラマという形で昇華していただいています。ドラマという映像作品として素敵なものに仕上がっていると思いますので、毎週皆様と一緒に楽しめたら嬉しいです。ぜひご期待ください。