◆英霊たちと共に戦う壮大な物語を描いたスマホ向けカードRPG
「無料ゲームチャート」1位に登場した『名もなき者の詩~』は、中国香港の独立ゲーム会社・Lightcore Games Limitedが手がける、スマホ向けカードRPG。神に見捨てられた世界を救うため英霊たちと共に戦う壮大な物語を描く。英霊は、四大職業(ウォーリアー、アサシン、メイジ、プリースト)と六大属性(火、水、風、地、光、闇)に分類され、それぞれがユニークなスキルと役割を持ち、異なる英霊のスキルを組み合わせることで戦局が大きく動いていく。製作陣のJRPG(Japanese Role-Playing Game)に対するリスペクトがうかがえる、美しいドット絵で描かれた世界観が特徴。
2位は、ポケモン作品の世界観やポケモンそのものの特徴を使った、ひらめきパズルを多数収録した“あたまをほぐす”「ポケモン」の新作ゲーム『ポケモンフレンズ』。1位に初登場した前週に続き、TOP3入りした。
本作は、西洋風の海沿いの街を舞台に、ぬいぐるみ屋を夢見る主人公が、新たに居を構え、ぬいぐるみを作りながら街の人たちと交流していくというストーリー。問題を解くと、ポケモンの性質に合わせた「イトダマ」が手に入る。「イトダマ」をゲーム内のマシンに入れると、ポケモンのぬいぐるみをゲットすることができ、コレクションとして自分の部屋の飾り付けが可能に。お気に入りのポケモンのぬいぐるみを集めて、自分好みの“ぬい部屋”を作ることができる。
続く3位には、ブロックゲームと頭脳パズルゲームを組み合わせた『ブロックブラスト(Block Blast)』がランクイン。操作はシンプルながら、バックに流れる効果音やリズムが楽しい。
なお、今週は首位の『名もなき者の詩~』のほか、『エターナルドラグーン:焔の誓い』(4位)、『ドンドコヒーロー:オープンワールドの大冒険』(6位)、『アバター:伝説を刻む者』(9位)と全4タイトルが初登場した。
◆有料チャートTOP3は、根強い人気を誇る3作
一方「有料ゲームチャート」1位の『Minecraft』は、攻略目標や目的が設定されていないサンドボックスゲーム。創造力やプログラミング学習に役立つなどの観点から「教育版マインクラフト」を導入している学校も多く、大人はもちろん子どもたちにも広く親しまれている。
続く2位、3位も前週と変わらず『スイカゲーム-Aladdin X』(2位)、『妖怪ウォッチ1 スマホ』(3位)がランクインした。3位の『妖怪ウォッチ~』は、人気の同名ゲームシリーズのスマホ版1作目。「妖怪ウォッチ」によって妖怪が見えるようになった主人公が、草むらや木の上を歩き回り妖怪を見つけてバトル。勝つと妖怪たちが友だちになり、その仲間たちと協力して“ボス妖怪”との闘いに挑む。
今週は『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランドSP』(5位)、『クロノ・トリガー (アップグレード版)』(6位)、『パチスロ からくりサーカス』(7位)、『Plague Inc. -伝染病株式会社-』(8位)と4タイトルが順位を上げた。
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※ランキングについて
日本のApp Storeで1週間にダウンロードされたiPhoneアプリ/ゲーム数の集計を基に作成したランキング。集計期間は、前週の月曜~日曜日。ゲームアプリが対象の「App Store iPhoneゲームチャート(有料/無料)」、ゲーム以外のアプリを対象にした「App Store iPhone アプリチャート(有料/無料)」の計4ランキングを、「ORICON NEWS」内で発表している。