YouTuberのHIKAKINが6日、都内で行われた東京ラーメンストリート「みそきん」開店記念イベントに出席した。

 東京駅一番街地下1階にある東京ラーメンストリートは、14年ぶりにエリアを拡大。
全国のご当地ラーメンを東京駅で味わえる「ご当地エリア」に新たにオープンするうちの1店舗が、新潟県妙高市出身のHIKAKINがプロデュースする「みそきん」となる。

 HIKAKINは、黒地に白文字の「みそきん」Tシャツに黒タオルを頭に巻いて登場。さっそく報道陣に向かって“ラーメン屋店主”らしく腕を組みアピールした。オープンのきっかけについては「幼少期からラーメンが大好きで、ずっといつかラーメン屋を自分でできたらいいなと思っていた」とし、「みそきんのカップ麺が非常に自信になり、このタイミングでチャレンジしてみようと思いました」と明かした。2023年5月にカップ麺として発売された「みそきん」は、即完売して大きな話題に。ことし8月時点では、累計販売数2000万食を突破している。

 HIKAKINは「幼少期から家族のごちそうはラーメン。どんなときも、きついときもずっとラーメンを食べて生きてきて、上京してYouTuberとして下積みでうまくいっていないときも、どん底のときも大好きで食べに行って元気を出して。本当にラーメンに救われた」とし、「YouTuber以外にやりたいことはと聞かれても“ラーメン”と答えてきた」とラーメンへの思いを熱弁。

 リアル店舗化については2024年10月頃に決心し、12月頃から動き出したとし、「8ヶ月くらい走り回りました」と振り返ったHIKAKIN。その間、兄であるSEIKINには相談したといい、「たくさんの人に食べやすい味がいいのか、僕の信念を貫いた味がいいのかとか、一番相談して迷いが消えるのが、やっぱり同じ生き方をしてきた兄貴だったので」と兄弟の絆をのぞかせた。

 提供されるラーメンは「元気の出る1杯」がモットー。
「にんにくの風味に一番こだわりをもっていて、他のバランスを変えるだけでもにんにくの風味も変わるので、いかに落ち込んだ方とかがご来店されて帰る頃には元気の一杯になるかというところに、とにかく重きを置いて作りました」と自信を持って紹介。最後には「元気の一杯に仕上がったと思いますので、老若男女を問わず、たくさんの方に食べていただきたいです」とした上で、カップ麺の「みそきん」を食べた人に向けては「どう味が違うのかとか、どんな味なんだろうというところをぜひ楽しみに食べていただいて元気になっていただけたら」と呼びかけた。
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