今作は、長江俊和氏による同名小説、シリーズ累計35万部を突破する“禁止”シリーズの中の1作となる『恋愛禁止』(角川ホラー文庫/KADOKAWA刊)が原作。
約2ヶ月半、ともに時間を過ごしてきたメインキャストがすべての撮影を終え、そろってオールアップを迎えた。それぞれ長江氏から花束が贈られ、現場は大きな拍手と笑顔に包まれた。
純粋な想いゆえに歪な愛を津坂瑞帆(伊原)に向ける、郷田肇を演じた渡邊は「まずはお疲れさまでした。本当に暑い中、いろいろなところに行かせていただきましたが、最後はひと言も話さず見守るというなんとも郷田らしい(撮影の)最後のシーンを迎えられて幸せだなと思いました」と現場を笑顔で包み込み、「本当に楽しかったです。郷田という役に出会えて最高でした。またどこかでお会いしましょう!放送も楽しみにしています。ありがとうございました!」とコメントした。
瑞帆の夫・慎也を演じた佐藤は「皆さま撮影期間本当にお疲れさまでした!暑い中、シリアスなシーンが多いのですが、現場は毎日楽しくて明るくて、本当に過ごしやすい大好きな現場でした。慎也という役は普段の僕と正反対の役柄で(料理が得意ではない)」と言いかけたところで伊原から「えっ!?」とツッコみが入り、笑いの渦に。そして気を取り直し、笑顔で「結果、この役に出会えて良かったです。皆さんとまたお仕事ができるよう引き続き頑張りたいと思います。
伊原は「本当にありがとうございました!1時間の作品の主演をさせていただくの初めてで、作品のテイストもあり最後まで乗り切れるのだろうかと、思ったんですけど、本当に現場は朗らかな方が多くて『本当に皆さん好き!』という感じで」と笑顔を見せ、「それがすごくありがたかったです。役に集中するとき以外は、いっぱい笑って、バランスを取ることができました。この後、皆さん全員にお手紙を書いてきたんですが、一人ひとり、こんなに言いたいことがあることが幸せなんだなと思いながら書いてきました。この作品が多くの人に見ていただけるよう、私も頑張ります。皆さん、休める方は、休んでください。ありがとうございました!」とスタッフを気づかい、笑顔で感謝の気持ちを伝え、最後まで、チームワークの良さが伝わるクランクアップとなった。