報道陣を前に、小林は「信じられませんでしたし、ずっと信じてなかったです…」といい、コロッケも「信じたくないというのが本音です」と突然の別れにつらい心境を明かす。小林はデビュー60周年の際も背中を押してくれたといい、「会長がいなかったら存在していないくらい、本当にお世話になりました。(遺影の)笑顔が逆につらくて…」と声を詰まらせる。
コロッケも「こんなに優しい人って芸能界にいらっしゃるんだなと…」と涙し、「自分の芸事もちゃんと観てくれて、まっすぐ進んでと言われましたので、これからも会長に観ていただけるように、芸事を一生懸命頑張っていきたいと思います」と誓った。
小林は「やっとここにきて、亡くなられたんだなと実感しています。感謝しかないです…ありがとうございましたしかない。本当にお世話になりました」と伝えた。
川村会長の遺影には、2016年6月に千葉・浦安の三社祭にて撮影された写真が採用された。会場は白を基調としたシンプルかつスタイリッシュな設えに。祭壇は、ダリア・バラ・ユリ・胡蝶蘭を中心に用い、落ち着きの中にも華やかさを感じられる、洗練された雰囲気が重視された。
川村会長は、1941年1月20日生まれ、東京都出身。市川高校の同級生である歌手・鹿内孝に誘われ芸能界入り。