ロッテが展開する人気菓子シリーズ「ビックリマンチョコ」から、史上初となる47都道府県をテーマにした新商品「ご当地ビックリマンチョコ<東日本編>」「ご当地ビックリマンチョコ<西日本編>」が、9月2日から東西エリアでそれぞれ先行発売される。

 1980年代後半に社会現象となった「悪魔VS天使」シリーズの40周年記念として企画された今回の新商品。
シリーズのファイナルを飾るこのタイミングで、初の「ご当地」をテーマにした仕様が採用された。シールは各エリアごとに25種類が用意され、全国を網羅する全47都道府県をモチーフにしたキャラクターが、ビックリマンならではのデザインで描かれている。

 中でも注目は、各都道府県の特色やご当地ネタを取り入れたキャラ設定。“集める楽しさ”だけでなく、その地域の魅力を再発見できる仕掛けも施されており、コレクター層だけでなく、旅行や地域応援の文脈でも楽しめる内容となっている。

 もちろん、中身のウエハースチョコはこれまでと変わらずサクサク食感。おまけシールと合わせて、全国の“ご当地ファン”や“ビックリマン世代”を巻き込んだブーム再燃の予感も漂う。

 なお、今後の展開としては、地域限定のイベントやコラボ施策なども期待されており、40周年を締めくくる大型プロジェクトのラストを飾るにふさわしい一作になりそうだ。

 開発担当者のロッテ マーケティング本部 小田克久氏は「2025年は『悪魔VS天使シリーズ』40周年の節目の年なので、これまで支えてくださったファンの皆さまはもちろん、ビックリマンを知らない若い世代の方にも楽しんでいただき、世代を超えたコミュニケーションが生まれるきっかけづくりがしたいと考えました」とコメント。

 続けて「今回『ご当地』をテーマにしたのは、2022年より実施している『ビックリマン地方創生プロジェクト』の活動を通じて、親子連れなど幅広い世代の方が、各地を訪れて楽しんでいる様子を目にし、ビックリマンには地域を盛り上げる力があると実感したこと。さらに、ビックリマンの価値である集めたくなるワクワク感と、日本全国の地域の魅力を掛け合わせることで新しい体験をビックリマンを通じて提供できると考えたからです」と背景を説明した。

 「本商品には、『ビックリマン地方創生プロジェクト』での盛り上がりを全国に波及させ、日本中を元気にしたい!という思いを込めています」と伝え「シールのデザインは、各都道府県の個性が際立つよう、キャラクターやテーマカラーの選定をし、一部には地域らしいモチーフも取り入れました。一枚一枚からその都道府県『らしさ』を見つけて、まわりの方々と一緒に楽しんでいただきたいです!」と呼びかけている。
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