本作は、すれ違うことすらないはずの2人が出会い、大きな隔たりを越えて惹(ひ)かれ合うラブストーリー。堅い家庭で育ったまじめすぎる高校教師・小川愛実(木村)が、文字の読み書きが苦手なホスト・カヲル(ラウール)に言葉や社会を教える秘密の“個人授業”を続ける中で次第に距離を縮めていくも、さまざまな批判や非難、憎しみ、嫉妬が容赦なく2人を襲う。
放送されるたびに大きな反響を呼んでいる主題歌「Spiral feat. Yura」は、ドラマの世界観に溶け込むような混沌(こんとん)とした切なさの中にピュアで繊細な光が感じられるサウンドが特徴。恋する2人が理性と衝動のぶつかり合いにより翻弄(ほんろう)され、孤独や自分の中にある矛盾に気付いた時、それは誰もが持ち合わせているものであり、否定することなく、ただ愛しいだけと受け入れればいいと、優しく情感のあるレイニの歌声に新進の若手シンガー・Yuraがデュエットし、そっと寄り添い奏でている楽曲だ。
スタッフから「激励にかけつけてくださったレイニさんです!」と紹介され、本作の象徴的な場所である“屋上”に登場したレイニ。木村、ラウール、スタッフらに大きな拍手と歓声で迎えられたレイニは「毎週楽しみに拝見させていただいております。ドキドキしてしまうシーンの連続で、見ているだけ恋をしたくなるようなドラマ。僕は音楽で盛り上げられたらと思っています」とあいさつ。そして「1コーラスだけ歌わせていただいてもいいですか?」と提案し、木村、ラウールは「すごい!ありがとうございます!」と大喜び。
ドラマの1シーンのような美しい夕日が広がる空の下で、レイニはギターでの弾き語りで生披露。体をゆらしながら聞き入っていた木村は「すばらしかったです!台本を覚える時など、欠かさず聞いてるんです。
レイニを見送った後も興奮冷めやらぬ様子の木村が「生声とは思えない歌声だったね!」と話すと、ラウールは「歌手ってやばいな…」とポツリ。木村は「あなたも歌手でしょう!」と笑うと、ラウールは「そうでした、練習しなきゃ(笑)。すごくすてきな時間になりました」と余韻に浸っていた。
■レイニコメント
木村さん、ラウールさん、スタッフの皆さんの前で、まさか生で歌えるとは思っていなかったので、本当にいい経験になりました。ありがたいことに喜んでくださって、とてもうれしかったです。物語の象徴的な屋上に来て、愛実さんとカヲルさんが目の前にいらっしゃって、僕もドラマの中のキャラクターのひとりになれたような気分でした。監督がすてきなシーンで「Spiral feat. Yura」を使ってくださっています。視聴者の皆さまにも最後までじっくりとご覧いただけたらうれしいです。あと「Spiral feat. Yura」のミュージックビデオも配信がスタートしたので、ぜひチェックしてください!