この日は第1話が上映されたあとにトリプル主演を務める秋田汐梨、IMP.の影山拓也、高田が登壇してトーク。冒頭のあいさつでは、本作で時に狂気を見せる紗栄子を演じた高田が「見ていただいた通りのお役なんですけど、普段の私が全然違うよってことだけ覚えて帰ってもらえたらなと思います」と呼びかけ。オファーを受けたときの感想については「もう恐ろしすぎて。でも、ついにこんなに悪い役が来たかと思って」と役柄への衝撃を明かし、「すごいですよね。今までも悪役は結構あるんですけど、ここまでも絵に描いたような役は初めてだったので、もう自分が持ちうる悪を全て投影しようと思って。思いっきり演じたいなという風に思いました」と振り返った。
イベントでは、本編のキャラクターとはうってかわってさわやかな笑顔でトークを楽しんだ高田。最後のあいさつでは、「主演はこの3人なんですけど、3人だけにとどまらず、幾重にも重なるような複雑な人間ドラマがたくさん散りばめられていると思いますので、ぜひ隅々まで楽しんでいただけたらいいなと思います」とアピール。「ぜひお友達やご家族にも拡散してもらえるとうれしいなと思います。みなさんでぜひ盛り上げていただきたいと思います」と呼びかけた。
本作は、美桜せりな氏による同名の人気コミックスを実写化。恋も仕事も順調だった妹・愛子(秋田)が突然階段から転落し、意識不明となって、目覚めると…なぜか幼なじみで恋人だった優馬(影山)が姉・紗栄子(高田)と結婚していた。
脚本は、『ようこそ~家族のかたち~』『離婚後夜』『肝臓を奪われた妻』などの映像作品を手掛けた遠山絵梨香氏、監督は、『低体温男子になつかれました。』『ホンノウスイッチ』『青島くんはいじわる』などで監督を務めた藤澤浩和氏のタッグで描かれる。