俳句、水彩画、黒板アートなど、さまざまなジャンルで芸能人たちの“才能”を査定していく同番組。大台の500回を迎えての感想について、浜田は「500回もやってたんやっていう感覚です。(今後)どうやっていきたいかっていうのは、まったくないですね(笑)!この番組に出てくれる人らは、今ものすごくレベル上がっていて。主役は出てくれる人らですけど、僕何もしてないんです(笑)」と謙そんを交えつつ、言葉を紡いだ。
続けて「俳句にしても絵にしても、『ものすごいの描くな』とか『ものすごい俳句なんやろうな』というのを見てて、もうホンマに称えるだけのやつですよね。何にもしてないんで。みんなが楽しんでもらえたらなっていうのですね」としみじみ。印象に残った人物について向けられると「500回ですよ!?覚えてるわけない(笑)。500回やからね。いろんな人が出てくれましたけど、結果、梅沢富美男なんじゃないですか」とニヤリとしながら「新しい人も出てきて、こんな才能あるんやっていう子がけっこう出てくれるので、その驚きは当然あります。でも、名前を言えって言われたら、きょう出てくれた人も…ね(笑)?」と笑わせた。
これまで、数々のジャンルで査定が行われてきたが、番組側が用意した資料を見ながら「最近でいうと、頭に花のっけるやつ(ヘアフラワーアート)やったでしょう?あれ、何!?あー最初の方、ぬか漬けとかやってたなー。そんなもん、それぞれやからな!」と“浜田節”がさく裂。「ご自分が挑戦するなら?」との質問には「もし、僕がこの中のやつをやるってなった時は、最終回やと思ってください」と白い歯を見せた。
芸能人たちが公開で順位をつけられるという、ある種”残酷”な側面もある同番組だが、それがバラエティーとして成立するのも、浜田のMCあってこそ。当の本人は「こっちは、よかれと思ってツッコんだりする時もありますけどね。終わってから、本当にムッとされて帰っている方おられるんじゃないかと、多少心配はありますけど。でも、こればっかりはね、言わないとしょうがないみたいなところもありますから」と率直な思いを明かしつつ、昨今の時代の波も意識した進行を心がけている。
「言ってはいけないことを言ったつもりは、今までないと思いますけど、編集してもらうことを覚悟の上で言う時はあります(笑)。(実例を挙げながら)これくらいのこと言いたいんですけど、ダメじゃない(笑)?」
改めて500回を迎えたことについて「最初からこの形じゃなかったんで、だからこそよく続いたなと思います。いろんなことを経て今ですから。途中で終わっていてもおかしくなかったんですよ。それを、誰が俳句に目をつけたのか、そこからですからね。
14日の3時間スペシャルでは、名人・特待生が天才キッズと激突する「俳句 夏の他流試合スペシャル」、猛暑をもっと熱くする激闘「夏の水彩画コンクール」、「スプレーアートコンテスト」の3本立てを届ける。