今回のゲストである貴島氏は、1989年発売の初代から『ロードスター』の開発に関わり続け、“Mr.ロードスター”と呼ばれた伝説的開発者。そんなレジェンドの登場に、MCのおぎやはぎ・小木博明は「開発者大好きなんです。こだわりを聞くのって、楽しいじゃない?」と、のっけからソワソワ気味。
貴島氏は、18歳でマツダに入社し、40年以上もクルマの設計、開発に携わってきたエンジニア。少年時代から、動くものの動力、構造に興味津々だったという。教科書は、家の前に止まった故障車。「下へ潜って構造を見るのが好きでした」と、子どもらしからぬ感性に、矢作も「下へ潜ってかくれんぼなら分かるけど…」と驚きを隠せない。
そんな貴島氏の現在(初回放送時)の愛車は、マツダ『ロードスター』(3代目)。2005年に発売された同車は「人馬一体」のコンセプトを継承しながら、徹底した軽量化、重量配分の最適化が行われ、ライトウエイトスポーツとしての性能を向上されたモデルとなっている。
矢作は、貴島氏自ら開発主査を務めたモデルに乗って登場したことから「ご本人登場みたい(笑)」と笑う。貴島氏は2009年から同車を愛車にし、走行距離は19万4000キロ(初回放送時)というと、小木は「そんなに乗ってるんですか!」と驚く。貴島氏は「実は台数が1番少ない」といい、その理由を明かす。さらに“開発秘話”として「実は作りたくなかった」と衝撃発言。その理由を語る。