物語は、大関和さんと鈴木雅さんという2人のトレンドナースをモチーフに描く、考え方もやり方もまるで違う2人の主人公のバディドラマ。
北村一輝が演じる一ノ瀬信右衛門(いちのせ・しんえもん)は、主人公・りんの父。那須地域にあった小藩の元家老。明治維新前に家老職を辞して農家になり、役人への誘いがあっても断り続けている。穏やかな性格で、りんと安に「自分で考えること」を教えてきた。
■コメント
――「風、薫る」に出演される意気込み
親という存在、その価値観や考え方は、想像以上に子どもの人生に大きな影響を与えるものだと、日々感じております。りんというすばらしい娘が、明治の激動の時代を強く生き抜いていけるよう、セリフを超えた何かを届けられたらと思っております。そして本作が皆さまの心に深く届くよう、誠実に作品と向き合ってまいります。
――連続テレビ小説出演歴
2019年度後期の朝ドラ「スカーレット」で戸田恵梨香さん演じる川原喜美子の父親川原常治役。スカーレットではかなり破天荒な父親役を演じさせていただきましたが、今回はその対極とも言える、芯のあるしっかりとした父親像に挑戦したいと考えております。朝ドラは日本国内にとどまらず、海外で暮らす多くの日本人にとっても、日本の日常や温かさを思い出させてくれる存在であり、まさに“日本の朝の顔”と呼ぶにふさわしい番組だと思っています。
――作品は、看護がテーマのひとつ。看護に関わる仕事との接点や思い出などについて
以前、数日間ほど入院した経験がありますが、振り返ってみると、不思議なことに医師の皆さまへの感謝はもちろんのこと、日常的かつ精神的な面での寄り添い、支えてくださった看護師の方々の存在が強く印象に残っています。本当に心の支えとなっていただきました。精神的なサポートというのは、医療の現場において非常に大切な要素だと、改めて実感しました。
――ドラマのモチーフとなる大関和さんは栃木県那須地域(大田原市)出身。ご当地の印象等について
恥ずかしながら、、、温泉、、、、サファリパーク、、、、やはり、、温泉ですかね。