近年、多様性やSDGsを背景に、人の容姿に対する考え方に大きな変化が起きており、ミスコンの「ルッキズム」への批判が相次いでいる。
そのような中、女性の社会的地位の向上をテーマに掲げ行われているのが、約80ヶ国130人が参加する世界的ミセスコンテスト「ミセスユニバース」。日本大会は“容姿だけではない”新しい美の基準を追求するコンテストとして2020年よりスタートした。
「ミセスユニバースジャパン」が考える「美しい人」とは、その人の存在で社会や周りに「与えられる人」。身長制限も年齢制限もなく、一人ひとりの社会貢献への思いや行動力を重視し、従来の外見至上主義から美の常識を塗り替えようと実施している。
今年は30歳から65歳の計39人のファイナリストたちが、日本大会に挑戦。日本大会での上位入賞者は、10月にフィリピン・マニラにて開催予定の「Mrs.Universe」世界大会への進出権を獲得した。
グランプリは、統場久越さん(42)が獲得。第2位には、法元美都子さん(54)、第3位にはブリットマン雅英さん(40代)が輝いた。
■グランプリに輝いた、統場久越さんの受賞コメント
この度は私たちを応援し、支えてくださったすべての皆さまに、心より御礼申し上げます。
“Happiness making machine”―幸せを生み出し続ける存在でありたい。
人生の前半を「インプット」の時期とするならば、42歳の今、私は「アウトプット」のステージへ。
私のニックネームは「ひまわり」。プライベートでも仕事でもそう呼ばれ、ポジティブで明るく、周囲を照らす存在として親しまれています。
風に乗って種を飛ばし、笑顔と前向きなエネルギーの輪が広がっていく――
そんな“ひまわり畑”のような存在を目指し、ネガティブな感情や出来事を前向きに変換する「ネガポジ変換トレーナー」としても今後活動していきたいと考えています。
この大会はゴールではなく通過点。日本代表として世界大会に挑み、さらに多くの人の心に光を届けてまいります。“踏み出したい”という想いこそが、人生を動かす力になると信じています。
これからも温かい応援をどうぞよろしくお願いいたします。